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憧れの先輩3人組は…
官能リレー小説 - 学園物

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憧れの先輩3人組は… 127

とりあえずクラスの全体が僕のちょっとした変化に気付いているわけではないから安心している。ただ塩谷先生には少し気の緩んでいる部分を見られてしまっているから気を付けよう。それと佐倉さん…彼女にはどうしたらいいか…

そんなことを考えながら帰宅する。鍵は既に開いていた。玄関には靴が一足だけ。
そのままリビングに向かうと制服姿のまま、英里紗さんがソファーに横になって眠っていた。

こうやって寝てる姿を見てる分には、眠れる森の美女だとか眠り姫って表現が似合うんだけどね。
僕は部屋に行って荷物を置いてからタオルケットを持ってきて英里紗さんにそっと掛けてその場を離れ……ようとしたんだけど。
スー
寝息が少し大きくなった様な気がする。近づいてみたけど特に不自然な感じはしない。しかし再び離れようとしたところ、
スー!
明らかに寝息が大きくなってる。起きてるね、この人。
「英里紗さん、起きてるんですね」
「……」
返事は無く寝息も小さくなった。でも、微妙に瞼が動いている。僕は構わず振り返って立ち去ろうとして二歩歩いたところで、
「ちょっと慶太、何やってんのよ?」
「それは此方の台詞では?」
「こんな美女が眠りこけていて、邪魔者もいない。それなのにタオルケット掛けてお終いって何?」
「何故怒られるんですか?自分で言うのもなんですが、寧ろ紳士的と言って欲しいくらいですよ」
「確かにコレはコレでポイントになるけど、もっと他にする事あるでしょう?」
「と言うと?」
「私の素晴らしさを讃えるとか、お姫様抱っこでベッドへ運ぶとか、キスをするとか、いっその事ひん剥くとか無いの?」
「いや、僕にそれらを求めるんですか?」
「まあ、慶太らしいって言ったらそれまでだけどさあ」
「それよりお一人ですか?まあ、後から来るんでしょうけど」

「もちろん。結花と環菜で週末分の食材のお買い物してると思うよ。私は、先に行って慶太の帰りを待ってなさいって」
「そうですか」
英里紗さんがメシマズキャラだというのは聞いている。きっと食材選びの時点からいろいろやらかしそうなのをわかって結花さんと環菜さんは先に英里紗さんを向かわせたのだろう。

「あわよくば2人が来るまでに一発…」
「それはちょっと…」
「冗談よ。それより佳奈さんやメイドたちとはどうだったの?」

「当事者達から聞いてるんでしょう?佳奈さんは兎も角メイドさん方は嬉々として喋ってるでしょうに」
「慶太からも聞きたいのよ。それからまだ中学生の佑菜ちゃんのバージンを奪った事とか憧れの先生との一夜の感想とかね」
「そこら辺は勘弁して下さいよ」
「え〜。だって年下の中学生の処女を奪っただけに飽き足らず、学校を休まざるを得ない程にボロボロになるまで犯しまくった事とか。憧れだった先生を婚約者がいるのにこれまた犯しまくった事とか、橘家に仕える子持ち未亡人とかメイド達を毒牙にかけてきた事とか、色々聞きたいのに〜。教えてよ、このケダモノ」
「いや、間違ってないけど!確かに否定は出来ないけどぉっ!何か語弊が無いですか?!」
初体験から全ての女性関係の切っ掛けは相手側であり、僕からどうのこうのした事は1度も無い!
「それにさ……」
「何ですか?」
ニヤついて英里紗さんは僕の質問に答える。
「何かまだまだ“犠牲者”が増えそうな気がするんだよね。例えば、“同級生”とか“教師”とかね」
「あ、あのですね?!」
ま、まさか佐倉さんや塩谷先生の事を言ってるのか?!
「もう結構ですよ。お腹いっぱいです」

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