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憧れの先輩3人組は…
官能リレー小説 - 学園物

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憧れの先輩3人組は… 124

まだ目覚めない双子メイドはしばらくそのままにしておいて、僕はキッチンでお湯を沸かして紅茶を入れる用意を始める。

「それくらいなら私がやりますよ?」
「佳奈さんはゆっくりしていてください。今は佳奈さんの方がお客さんのようなものですから」
「あっ…」
こちらにやって来ようとした佳奈さんを制して僕は2人分の紅茶を作った。

「ふふっ、何だか妙な気分です」
「と言うと?」
「事実上の主といって差し支えない方から、しかも歳下の男性から紅茶を振る舞われるのが不思議な感覚ですね」
「そんな物ですかね?」
「メイド達は仕事の範囲内ですから兎も角、慶太さんはする理由や必要性が全く無いですからね。それから、失礼ですがメイド達にはなさらないで下さい。今の御嬢様なら慶太さんから進んでの事なら特に目くじらを立てる事も無いでしょうが、人によっては叱責されても文句は言えません。職務怠慢というか、立場が逆転してますので」
「メイドが立場が上の者からお世話してもらうなんて論外だと?」
「慶太さんのお世話の為のメイドですから本末転倒になります。本来の目的から考えれば御嬢様に激怒されても文句は言えませんよ。ま、御嬢様達だけにして下さい。その方が確実に平和です」
「分かりました」

僕が入れた紅茶を差し出すと、佳奈さんはそれを手に取り一口飲みふぅ、とため息をついた。

「ストレスの溜まるお仕事だと思います」
「慶太く……慶太さんに気遣ってもらえるのは嬉しいけど、申し訳ない気持ちもありますね」
「いえ…僕の率直な気持ちなので」
仕事の顔と母親の顔と使い分けるのは難しいだろう。佳奈さんはたくさん苦労をしてきてるのが凄くわかる。それと同時に、優しくて良いお母さんなんだろう、とも思う。

「なら、今後とも、その、ストレス解消に御協力頂ければ有難いですね」
「ええ、勿論。喜んで」
「ありがとうございます」
ちょっと照れ臭そうというか恥ずかしそうにお礼を言う佳奈さん。
「ならもう少しストレス解消してみますか?」
「えっと、その、あの、まあ、うーん」
「今なら邪魔は入らないし、誰にも見られなければ聞かれもしないですよ。こんな状況はあまり無いと思いますし、和瀬姉妹がいつ目覚める事やら、見聞きされるとやりづらいんでしょう?」
「…………よろしくお願いします」
「では、早速」
こうして僕は佳奈さんにストレス発散してもらう為に、彼女が狂いかけそうな程の激しい運動を何度もするのだった。


佳奈さんがクタクタになって、僕の放った白濁まみれになったころ、和瀬姉妹がメイド服姿でリビングにやってきた。
「またやってますねぇ」
「佳奈さんも相当、慶太様の虜って感じですね」
「ふふ、2人ともそう言うけど、やりたいって顔してないかな?」

「………慶太様が大丈夫って言うなら」
「ノーパンメイドにしたのは、誰ですかねぇ?」

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