PiPi's World 投稿小説

憧れの先輩3人組は…
官能リレー小説 - 学園物

の最初へ
 109
 111
の最後へ

憧れの先輩3人組は… 111

「まあ、善し悪しな気もするけどね。思い出で終わらせておいた方が良かったのかもしれないし」
「まあ、多少思うところも有るのは事実ですけどね」
「しかし、良く御嬢様達が御認めになられましたね」
その疑問は尤もだ。展開次第ではトラウマとなったり、結花さん(達)との仲が拗れる可能性もあったのだから。どうしても僕に引き合わせる必要があったとかではなく、2度と出会う事が無くても特に問題は無かったのだから。
「英里紗と環菜的にはちょっとした試練みたいな物だったらしいよ。コレを乗り越えて大人の階段をまた一段昇るみたいな?将来を見据えての慶太くんの成長を狙ったってとこかな?」
「まあ、御嬢様の伴侶となられる方ですからね」
「コレでまた一つ良い男になるって事で慶太くんへの愛の鞭的な事だったの……メインはね」
「メインは?」
「私に感想を聞かせてとも言われてるの。目の前で慶太くんと澤野先生がイチャイチャしてるのとか一つになっているのを目の前で見た時の感想をね」
なるほど、ドMで寝取られ属性持ち的にはどんな感情になるのかの興味も有ったという事か。

…まあ、言うほどイチャイチャしてたわけでもないんだが。
一度始まったら獣のようなセックスに突入してあられもない声まで上げてたわけだからなぁ。

「途中で立ち去って良かったんですか?」
「まあ、ちょっと見ただけで気持ちはわかってもらえると思う。声だって聞こえてきたんだから」
「ちょっと泣いてましたね」
「し、シンディさんっ!」

「僕だって同じ状況だったら、相手の男の人殺してると思います。結花さんやシンディさんを誰かに取られたくないですよ」
「殺すって……慶太くんからそんな言葉出るってちょっと意外」
「その前に僕が、澤野先生の婚約者さんに殺されるかもね」

ほっとくと結花さんがシンディさんに遊ばれそうだったので、割って入るためにわざと大げさに肩をすくめて見せた。
ほっとする結花さんを横目に、考える。澤野先生は来月には結婚。と言うことは、式の準備などもあるだろうし、彼氏さんと会う日もあるだろうから、そう日数は取れなさそう。

「澤野先生の練習……のほうは、時間や日数をあまりとれないと思うんですけど、大丈夫ですか?」
「予定では今週いっぱいね。その後は結婚式などの準備やらいろいろ入ってるし、デートもするからそれまでに終わらせることになってる」
まあそんな長い期間時間を貰えることはないだろうと思っていたし歩果さんは旦那さんになる男の人のもの、のような感じ。今相手できたことがとても幸せなことなのだ。そして僕は歩果さんの望む通りの役目を果たさないといけない。

「そんなことより、今は…」
「はい」
「私たちの面倒も見て欲しいかな…ご主人様♪」

「勿論だよ結花、シンディ」
「嬉しいです御主人様」
「慶太様」
ベッドの淵に3人で並んで座って左右からそれぞれに腕に抱き付かれて頭を預けられている状況だ。そして結花さんが僕の顔を引き寄せキスをする。それを見てシンディさんも僕の顔を引き寄せキスをする。暫く交互にキスを続ける僕達。
「んんっ、そろそろ次にいこうか」
2人に対してキスを制止して次に進む事を宣言した。
「さて、どうしたい?どうして欲しい?」

SNSでこの小説を紹介

学園物の他のリレー小説

こちらから小説を探す