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保健室は愛の巣
官能リレー小説 - 学園物

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保健室は愛の巣 6

明日菜先生のような大人の女性と一緒でないと、絶対にいかないようなオシャレなお店。
立地もあまり目立たないところにひっそりあるような隠れ家的な場所だ。

「素敵なところですね」
「私のお気に入りなの。一真くんみたいな食べ盛りに合うかどうかはわからないけど、こうやって一緒に行く人が見つかって嬉しいな」

明日菜先生はそう言って笑う。
僕は、明日菜先生と一緒だったらなんでも楽しいと思うし、凄く嬉しいんだ。

「明日菜先生と、こういうお店に来たかったんですよ。まだ僕から奢ってあげられないのが残念です」
「気にしなくていいのよ。年下の人との恋愛なんだから、その日を楽しみに待つ楽しみもあるのよ」
「先生…」

明日菜先生の大人なコメントに、感じ入ってしまう。
こういうのを神対応って言うんだろうな。早く明日菜先生に釣り合うような男になりたい。うん、頑張ろう!

「所で…こういう場だし、『先生』は無しでいいのよ」
「じゃあ…明日菜さん?」

「ふふっ、そうね。その方が自然でいいわね」
明日菜さんは嬉しそうに微笑んでいた。

「私も学校の子とこういう風にデートできるなんて思わなかったから」
「で、デートですか」
「ふふ、一真くんはそんな感じじゃなかった?」
「いえ…」

「ランチが終わったら、もっとイイ場所行きましょ」


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