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愛しきマーメイド
官能リレー小説 - 学園物

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愛しきマーメイド 12

「お待たせ」
トイレから出て来た萌は中で着替えたらしくバスローブ姿ではなかった。部活で使う水着を着ていた。頭もキャップを被っている。
「な、何で水着に?」
「え?水姫さんからこの格好でしたがってるって聞いたんだけど」
(姉さん余計な事を?!)
先日、水姫に誘導されてポロッと漏らしてしまった事をチクられたらしい。
「コレ普段学校で使ってる物だからあんまり汚したく無いのよね。当然変な匂いとか汚れなんか付けるのは以ての外なんだよねー」
ニコニコというかニヤニヤして言う萌。言葉とは裏腹に寧ろ、ガンガン汚せ!と言っている様に見える。
「智樹くんや私のお汁塗れになった水着で部活出るなんて最悪だから気を付けてね」
そう言いつつそんな事態を想像して陶酔している様にすら見える。
ならばと智樹は萌の手首を掴んでベッド迄連れて行き、押し倒した上で馬乗りになった。
「きゃあっ、何するのぉっ、誰か、助けてぇっ」
声の大きさは普段の会話レベルで悲鳴とは程遠く、あからさま過ぎる程に棒読み。手足もジタバタするとかの抵抗の姿勢皆無。更に目もぎらついている様にさえ見える。
もっとやれと言ってるとしか思えない。

そういう訳で智樹は容赦無く水着姿の萌を犯した。ガンガン攻めてキッチリ中出しまで決めたが途中から取り繕う事すら止めた萌がノリノリでされるがままに歓喜の嬌声を響かせ続けた挙句、膣内射精の後は逆に自身が上になり今度は私が犯す番だと言わんばかりに腰を振りまくった。

結局補給やトイレを挟みつつ一晩中盛り続け、寝落ち後の明け方からも連戦した結果、両者共に帰宅後は即爆睡となりこの土日は実質ヤるか寝るかに殆どを費やした爛れた週末となった。

「あなた達どれだけ盛ってたのよ?智樹も中々起きて来なかったけど水無瀬さんもまだ眠そうね」
「す、すみません。智樹くんがパワフルで」
月曜日に萌は部活中に水姫と内密の会話をしていた。その際にデートの詳細を話したのだが水姫は呆れ返った。
「デートでいきなり智樹をホテルに連れ込んだ挙句に、寝た時間以外の殆どを互いに犯し犯されあった水無瀬さんも大概だと思うけど」
「は、ははは……」
「本当に、思ってた以上の好き物の様ね。最低でも次の週末までお預けになるし、週末も都合が付くとは限らないけどあなた達大丈夫?」
当たり前だが高校生と中学生で学校が違うので平日に会うにしても放課後になる。オマケに部活動もあるからまともな逢瀬は厳しい。しかし、だからと言って電話やメール程度で満足出来る訳がない。更に悩みどころとして2人きりになれる場所も乏しい。ラブホでお泊まりデートなんて学生の2人には頻繁に出来る事ではないのだ。
「前にも言ったけど学校内でセフレでも作る?騒ぎを起こさない様に上手くやるなら黙っててあげるけど」
「いいえ、智樹くん以外はお断りです」
「一途なのは良いけどあなたもあの子も大丈夫かしら?」
「まあ、何とか……」
「はぁ。次の週末はとりあえず此処使ったら?智樹の方も私の弟だから自主練って形というか口実でどうにかなるでしょうし」
「そうですね、そうさせて頂きます!」

そして日曜日の午前中から萌と智樹は高校のプールで過ごす事になった。
日曜日。高校の室内プールで2人は早々に盛り上がっていた。
智樹は部活等で使用している普通の競泳用水着だが、萌はプライベートのビキニを着ている。しかも中学時代に買った物なので成長著しい萌の身体に対してサイズが小さくパツンパツンだ。中学時代に買った物なのでビキニとしては普通レベルだから水着自体のエロさはそれ程ではないが今の萌がそれを着ると彼女からかなりの色気を発せられる。勿論萌自身もサイズが合っていない事は承知の上で着ているのだ。当然智樹はビキニ姿の萌を見て直ぐ様反応を示した。明らかに勃起しているのを確認した萌は内心ニンマリとしつつ準備運動を始め、それを見て智樹も続いた。性欲に襲われているとはいえスイマーとして自然と準備運動を受け入れたのだろう。そして準備運動を終えた萌はプールに入り智樹に言った。
「私を捕まえられたら好きにして良いわよ」
そして萌は泳ぎ始め智樹と距離を取り出した。
智樹は呆気に取られていたが我に帰ると既に発情状態に陥っていたので直ぐに本気で追いかけてアッサリと萌に追い付いた。


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