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愛しきマーメイド
官能リレー小説 - 学園物

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愛しきマーメイド 2

「ああ、先生、先生っ…!!!」
シャワー室の壁にもたれかかり、水着の上から胸を揉み、股間をずらし中に指を這わせる。
プールの水でも、シャワーの水でもない、萌の身体からあふれ出た液体が、指先にジワリとしみる。

「んっ!あぁ、あっあぁああぁっ」
股の部分をずらし割れ目に這わせた指が、クチュクチュと淫らな水音を奏でながら出し入れを繰り返す。
萌の身体はビクンビクンと震える。
人が絶対来ないという安堵感から萌も甘い声を抑えようとしなかった。

「先生っ、先生っ、イイっ、そのままっ、中、出してっ…!!!」

妄想の中で、萌は憧れの顧問に犯されていた。
黒光りする逞しい男根が自らを蹂躙する。それがたまらなく気持ちよく、堕ちていく。
萌の、ずっと望んでいた展開。

「イっ、イク、イク……!!!」

最後は声にならない声をあげ、果てた。
壁を伝ってへたり込み、虚空を見上げる。萌だけにはそこに顧問の顔が見えた。

「先生……好き」



週明けのプール。
萌は他の部員に続き一心不乱に泳ぎ続けていた。
練習中だけは淫らな思いは封印しないといけない。そう思いながら。

「水無瀬さん」

そんな萌に声がかかる。
女子水泳部のキャプテン・板倉水姫だ。

萌の妄想の中では、たまにこのキャプテンも絡んでくることがあった。

ある時は顧問を誘惑する萌のライバルとして。
またある時は顧問に無理やり犯されまくる姿で。
萌にとっては頼りになる先輩でありある種の憧れも抱いている存在である。
ただし、妄想の中では顧問に思いをぶつける姿もあり、本当にそうなのだろうかと萌は動揺してしまってもいる。

「ちょっと休憩して、お話ししない?」
「あっ、はい…」


プールサイドのベンチに座って仲間たちが次々泳ぐ姿を見る。
皆頑張っている。自分のタイムを1秒でも縮めようと頑張っている。もちろん自分だってそうだ。萌は思った。

「水無瀬さん、最近よく頑張ってると思う。でも、ちょっと頑張りすぎにも見えるのよ」
「そう、ですか?私はそんなに…」
先輩であって頼れる存在である部長・水姫。見た目は可愛らしく、人懐こい美少女である。それに胸は萌より豊かに思えた。

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