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僕らの天使
官能リレー小説 - 学園物

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僕らの天使 8

「アーシャが行ってみたい場所があるって言っててね。せっかくだから連れて行ってあげたいなと思ったから…ゆりかさんも、お姉さんも一緒にどうかな」
「本当?アーシャと真野くんのデートにお邪魔しちゃうみたいで…」
「いやいや、そんなことないよ。デートだなんてとんでもない」
「そう?すっごくお似合いだと思うよ」

 デート…デートなんて思わなかった。それに、お似合いだなんて言われると…
 そう思うとこの週末も何か違って思えた。
 いろいろな妄想が、頭の中を駆け巡る…

 「…真野君、真野君」
 「え、あ、ごめん、ゆりかさん」
 「お姉ちゃん『高速飛ばしてそこまで行くよ、四人で行こう』って」


「ありがとう。そうしてくれたら嬉しい」
「私も。楽しみにしてるね」
何より急な頼みを快諾してくれたさくらさんに感謝しなくては。
週末の4人での遠出…楽しみだ。男1女3、これはデートではなく、誰かに知られたらハーレムだと突っ込まれるだろう…余計な妄想が膨らみかけた。

 そうこうしているうちに休み時間が終わってしまったので、アーシャには次の休み時間に、週末にゆりかさんとゆりかさんのお姉さんとの四人で車で出かけられる、と伝えた。アーシャは満面の笑みで喜んでくれた。

 この日の晩は、とっておいた妄想を存分に使うことは、もちろん忘れなかった。


「ふああ……ちょっと早く来過ぎたかな…」

約束の日、当日。
僕は誰よりも早く待ち合わせ場所に来てしまった。
前の日の晩からワクワクしてて、少し寝るのが遅くなってしまったが、普段学校の日よりもいい目覚めだった。
それもこれも、アーシャとゆりかさん・さくらさんという美人3人と出かけるからだ。

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