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僕らの天使
官能リレー小説 - 学園物

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僕らの天使 4

おそらく10歳くらい。背格好もいっしょだしひょっとして双子かな?
アーシャともよく似ていて、アーシャの小さい頃ってこんなだったのかな?

「こんにちは。ナターシャです」
「私はエリーチカ、こんにちは」
「こんにちは。僕は真野傑(まの すぐる)です。アーシャさんのクラスメイトです」
まだ日本語に慣れてないのか発音にはかなり癖があるけれど、ちゃんと日本語で話してくれた。

「よろしくね」と言いながらナターシャとエリーチカの頭をナデナデする。2人ともとてもいい子だ。何より可愛らしい。
2人もアーシャくらいになったらはち切れんばかりのボディになって周りを魅了するのだろう。その雰囲気がすでにありそうだ。

「真野くんも一緒に」
アーシャが向かった先についていく。どうやらキッチンのようだ。

 アーシャは大きな冷蔵庫の冷凍庫を開け、円筒形の紙の容器を取り出した。
 「えーと、マロージェナエ。なんて言うんだっけ?」
 アーシャはその容器の蓋を開けた。
 「ああ、アイスクリームかな、多分」
 「アイス クリーム。みんなで食べよう。真野くんも、食べて」

「ありがとう」
アーシャから1個受け取った。
見たところごくごく普通のアイスだ。今日はかなり暑かったし冷たいモノを頂けるのは嬉しい。

「ロシアの人はみんなアイスが大好きでね、真冬でも街角でアイスクリームが売ってるの」
「マジ!?」
「うん。それだけ大好きなの」

笑顔のアーシャ。
隣で妹2人も美味しそうにアイスを食べている。
その姿はとても可愛らしいし、微笑ましい。

「妹さん、双子なの?凄く似てるね」
「そうなの。私よりも優秀なんだ」

僕もアイスを頂く。
冷たくて、程よく甘くて、とても美味しい。

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