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生徒会日和~Second Season~
官能リレー小説 - 学園物

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生徒会日和~Second Season~ 150

そそくさと帰っていく美幸ちゃん。
その後ろ姿を見る暇もなく僕は姉さんの肩を揉み続ける。
すると姉さんは大きなため息を吐いた。

「どうしたらモテるのかなぁ」

…いやそれは、姉さん、黙っていれば男にモテるんだけどな、なんて事はとてもじゃないけど言えない。

 「あ、うん、姉さん、モテる時期って、あるよ」
 「そうかなあ」
 僕はそれからしばらく肩を揉み続ける。そして、どう話をつなげようか考え、少し前の姉さんの発言に突っ込んでみた。
 「姉さん、さっき、同じようなシチュエーションだったら同じことをしただろう、って言ったけど」
 「うん」
 「誰か、そういうシチュエーションが…ありそうな、とか、なったらいい、みたいな人が、いるの?」
「いたら苦労はしないかな」
「そっか」
その後もしばらく肩揉みして、姉さんが「もういいよ」と言ったので終了。
そこから2、30分くらいで母さんが帰宅した。

次にここで誰かとするのは姉さんの帰省が終わった後にしようと強く思うのだった。

 まあ、それも、あと数日の話だから…
 
 その後は、スマホのメッセージのやり取りがいくつかあったくらいで日曜は暮れる。

 そして月曜日、僕は登校した。
 「おはようございます!」
 元気な声。
 「おはよう、佐奈ちゃん」
いつも通り元気な子だ。
そうだ、佐奈ちゃんにも今後は力になってもらうわけだし…

「佐奈ちゃん、今日授業後時間あるかい?」
「はい、大丈夫です」
「じゃあ、生徒会室に来てくれる?いろいろ話すこともあるし」

決戦投票を前に、仮の生徒会メンバーを集めてちょっとした会議を、と考えていた。

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