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水泳部の陰陽
官能リレー小説 - 学園物

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水泳部の陰陽 3

北野の腰が佐崎さんのお尻に密着した瞬間、佐崎さんがビクビクと痙攣を引き起こす。
「あっ……出てりゅ……オマンコの奥に、ビュルビュル出されちゃってるぅ……」
締まりのない顔で天を仰ぐ佐崎さん、その表情は絶頂を迎えた事を物語っていた。
「ふー…出た出た。佐崎お前のマンコはやっぱり最高だな」
「例の件…ちゃんとしてくれてるんでしょうね…」
「安心しろ、お前が協力してくれる限り悪いようにはしねーよ」

2人が何の話をしているのか、さっぱりわからなかった。
佐崎さんがイった瞬間、僕もその場で達した…というか、その事後処理に追われていたのもあって…

「問題は青山だな…」
北野は最後にそうボソリと呟き、部屋を出て行った。
佐崎さんは深くため息をつき、ゆっくりと着替え始めた。


何かとんでもないものを見てしまった、そのせいで心の中が落ち着かない。
カメラをカバンにしっかり仕舞い込んで帰宅の途につこうと下駄箱の前までくると、見知った顔がいて。

「あれっ、茅野くん?今帰り?」
「あ、青山さん…部活じゃないの?」
「今日はお休みなの」

青山さんの顔を見てふとさっきのことを思い出してしまった。

「問題は青山だな」

あの北野の言葉の意味するものは何だろう。

「どうしたの、茅野くんっ」
「い、いや、なんでもないよ!」
「そう?」
可愛らしく首を傾げる青山さん。

青山さん、そして佐崎さん、2人とも僕と同じクラスだ。
クラスの中では飛びぬけて美人の佐崎さんに、可愛らしい青山さん。
男子の中ではどちらが好みか、なんて話は度々上がる。

「え、でもさ、さっき…その、水泳部の人が」
「自主練かなぁ?澪ちゃんとか最近力入れてるよね」


青山さんはあの2人の関係を知らないみたいだ。

「あの…佐崎さんって最近顧問の先生と妙に仲良かったりしてない?」
「えっ、普通だと思うけどどうして?」
「いやぁ…あの先生が自主練に付き合ってくれるなんて何かあるのかなぁって思って」
「あんな先生だけど意外と面倒見はいいんだよ」

北野って意外に評価高かったのか。
その後僕は青山さんと別れると自宅への帰路についた。
青山さんと話してみたが、北野の評価が少し上がった以外得られる物は何もなかった。
だが、あの会話の断片からして青山さんに良くない事をしようと考えているのは間違いない筈。
僕は青山さんを陰ながら守ろうと誓うと共に、佐崎さんの無修正ビデオで後3回はオナニーしよう思うのだった。



…それから数日。
佐崎さんは北野と一緒にいて、何か会話しているところは目撃してもあの時のように2人更衣室に入ってしけこむようなことはなかった。
もちろん、青山さんにもそのようなことは見られない。

帰りがけにプールの方を通ってみると、水泳部の人たちの元気のいい声が聞こえてきた。
青山さんはその中心にいるようだ。

今日も何もなく終わるんだな、と思って後にしようとした、その時。

「あれっ」
北野と、一緒にいる女の人。
「永井先生…?」

うちのクラスの担任、永井里菜子先生。
若くて可愛らしくて、人気のある先生。そういえばここのOGで水泳をやっていた、って聞いたことがあるけど…北野と一緒にいるのを見て、何か嫌な予感がした。

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