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水泳部の陰陽
官能リレー小説 - 学園物

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水泳部の陰陽 17

目の前の佐崎さんを相手にしながら、同時に僕はこれまで見てきた北野に好き放題される佐崎さんの姿を思い浮かべていた。
その結果がこの下半身の反応だ。

「脱がしていい?」
「たぶん…聞かなくてもそうするよね?」
「うん」
普段はあまり笑わない佐崎さんが、やけに楽しそうに見えた。

佐崎さんは手馴れた手つきで僕の制服のズボンのベルトを外し、ズボンもパンツも手早く下ろして自らの眼前にパンパンに膨らんだ僕の象徴をさらけ出した。
隙間風があるんだろうか、ちょっと冷たく感じた。

「ふふっ、おっきい」
北野のに比べたら大したことないよ、なんて心の中で呟きながら身体はもう佐崎さんにすべてを委ねることにした。
佐崎さんは竿を優しく握ってゆっくりと扱きだした。

その手触りだけで発射してしまいそうだった。
しかし僕は何とかして堪えた。佐崎さんに早漏だなんて植え付けたくないからだ。

「すぐヌルヌルになっちゃうね」
佐崎さんは楽しそうだ。普段は見せない表情。
「なんか…楽しそうだね」
「アイツとするのは、ある意味義務みたいなもんだから。茅野くんには悪いかもだけど、今は私の意思で何でもできるって思って、ね」

なんだろう、北野が佐崎さんのこのスタイル抜群のわがままボディを好き放題にしてるって言う事実が悔しい。
しかもそれが佐崎さんだけじゃなくて、ほかの女子生徒にまで…
佐崎さんと北野の行為を隠し撮りしてオカズにしていた自分が言うのもなんだが、許せない気がした。

「もうちょっとだけ我慢してね」
「う、うん…」
佐崎さんの攻めは、手コキからフェラチオに移行した。
今にも発射しそうでたまらない肉棒に、佐崎さんの可愛い唇が吸い付く。

「うぅ、うっ、それは…」
これでもかと言わんばかりに射精欲が高まる。
もうダメだ、出そう、というところで佐崎さんが力を緩め、また勢いをつけ、の繰り返し。
もしかしてこのテクも北野に仕込まれたのだろうか。

「あっ、佐崎さん」
何度も何度も発射しそうになっては寸止め、の繰り返しを受け、ついに…というところで佐崎さんは竿から唇を離した。
最後まで行けなかった悔しさと思ったよりも我慢できた驚きを感じながら立ち尽くしていると佐崎さんは立ち上がり僕に囁く。

「イクのは、私の中にして、ね」

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