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今日からキミを『管理』します。
官能リレー小説 - 学園物

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今日からキミを『管理』します。 57

「聞き分けの無い子は駄目よ・・・幸成、清華と真奈美の相手をなさい」

この辺りは彼女がリーダーである所以。
自分を優先しないのもリーダーの資質だ。
まだ快楽はさほど感じれず痛みを伴う幸成とのセックスだが、最近は身体を重ねる事に悦びを感じてる由香里がいた。
だから求められるのは内心嬉しいのだが、性をコントロールする事は学園で学んできた事だ。
自分勝手に暴走するのは由香里の本意ではない。

幸成は由香里に怒られて、叱られた子犬状態で身を離す。
すると、待ってましたとばかりに清華と真奈美が幸成に抱きついてきた。

「随分と幸成を躾たのね」
「勿論よ、幸成には私達にとって最高の男であって欲しいもの」

身を起こした由香里につかさがそう言うと、由香里は言葉を返して微笑んだ。

 清華は幸成の正面から抱きつき、往路の水口移しに続いて今度は下を入れてキスをした。全裸の女子にしばらく囲まれて、見慣れてきてちょっと萎え気味になってしまっていた幸成の場所も再び完全にスタンバイOKになった。
 真奈美は後ろから抱き着いた後、幸成の下の袋に触れながら、首筋や耳に息を吹きかけている。
そのダブル攻撃に幸成はペタンと尻餅をつく。
すると、前面にいた清華がそのまま幸成に跨がってきたのだ。

「んあぁっ!、大きいっ!!」

悦びの声を上げる清華。
彼女は優しげで清楚なお嬢様だ、見た目は・・・
だが、由香里の取り巻きの中で最も淫乱なのだ。
とは言え、この学園では清華のような存在は非難されない。
むしろ称賛の対象だ。
学園の教育方針である『昼は淑女、夜は娼婦』の体現者と言っていい。

「どう、清華?・・・私の幸成は素晴らしいでしょ?」

いつものように由香里が自慢気に言い、背中越しに清華の豊かな乳を揉む。
そして幸成には鋭い表情を向けた。

「幸成・・・清華をものになさい・・・清華はどんな男にも股を開き満足させる女だわ・・・でも、幸成あなたが満足するだけでなく、清華にあなたのチ◯ポ以外受け入れれなくするぐらいの事をしてみなさい」

由香里からの迫力ある命令だった。
いつもながら震え上がる程怖い。

 上下左右前後に自在に動く清華。真奈美はさきに清華が覆いかぶさったときにいったん後ろに退いて、幸成に見えるところに移動して脚を開いて自らを刺激している。
 しばらくの間清華に任せるしかなかった幸成だったが、由香里の前で任せきりになるわけにもいかない。
 幸成は腹筋を使って起き上がり、まずは清華を抱き止め、そのまま上になった。
 「ひゃあ」
 一瞬叫んだ清華だったが、すぐに幸成に身を任せた。
 「さあ、清華も、感じてもらおう」
 由香里の期待に応えられるよう、幸成は普段あまり言わないような言葉を言ってみる。
 幸成の目の前の清華は、まだ感じている演技をしているようにも見えた。
 “演技なんか、する余裕なく、してやろう”

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