今日からキミを『管理』します。 58
幸成は特にセンスがある訳でなく、技術的にもまだまだ未熟だ。
だが、彼には他に無い巨根と呆れるぐらいの体力はある。
そして、それを生かすのが一番であると理解するだけの知能もあった。
つまり・・・
清華を演技する余裕もなくイカせるのに自分ができる事は、力任せに突きまくると言う事を理解していたのだ。
知能もへったくれもない結論に見えるが、自分を生かす為にするのだから意味は違う。
「ひいっ!、いひぃっ!、凄いっ!、凄いのぉっ!!」
クラスの男子で幸成よりパワーのあるのと相手したが、幸成の力任せはどこか彼の人の良さが入っている。
荒々しさと言うよりは雄々しさなのだ。
その分、幸成に清華は男を感じてしまった。
逞しい男に女にされる・・・
それが女の幸せだと教えてこられたし、今それを感じれた。
彼は・・・幸成は思ってた以上の逸材で、由香里がぞっこんになったのも理解できたのだ。
「ひゃあ、ああぁ…すごい、ですわ」
幸成はひたすら突き続ける。
「ねぇ、まだ、まだ、続くん、ですの」
「嫌?」
「もちろん、そんなこと…ない、ですわ」
清華は息も絶え絶えになっていった。
自らを弄る真奈美も、ずっと同じ体勢で続けてきたがそろそろ疲れてきた。
清華はもう無言になって、汗びっしょりになって、幸成に突かれるがままになっていた。
そして・・・
何時までも尽きない幸成の体力と精力に、清華の方が先に尽きてしまった。
「ひあぁぁぁっっ!!・・・オチ◯ポッ!、オチ◯ポ凄いいぃぃっっ!!」
涎を垂らし顔が弛緩してしまう清華は、お嬢様ではなくメスそのものだった。
それなりに男を知っていた彼女だが、その膣に残る記憶すら幸成の硬く太い剛棒で上書きされていったのだ。
他の男のセックスがつまらないものだと感じるぐらい、幸成の力任せのセックスはある意味暴力的だった。
セックスと言うよりこれこそファック!
人類誕生以来繰り返されてきた・・・
いや、猿の時代から繰り返されてきた交尾だろう。
そうして、しばらくの後、幸成はもう気絶しているに近い清華の中に大量の液を注ぎ込んでいき、清華をその場に置いて、座り込んでいた真奈美のそばに行った。
「おまたせ」
幸成は短くそう言って、真奈美の両肩を押して真奈美の体を横たえ、まださっきの行為で濡れたままの場所を、真奈美が自ら濡らしていた場所へと勢い良く進めた。
「ああっ、これぇっ!・・・ゆっきーのぉ!、ぶっといいっ!!」
待ちに待ったものが来て真奈美は悦びの声を上げる。
彼女は幸成に最初から好意的だったし、セックスも好きだ。
彼女が幸成とセックスしてなかったのは単にグループの序列のせいと言っていい。
要は由香里が幸成とのセックスを許さなかったからなのだ。
それに関しては惜しいと思いつつも、由香里の言う事が絶対の真奈美は他の男子とセックスしながらお茶を濁していた。
由香里のセックス禁止は意地悪と言うより、恐らく幸成が目覚めるのを待っていた部分が理由だろう。
故にこうして開花した幸成が荒っぽくも力強く真奈美に打ち込むたびに、真奈美からは歓喜の淫らな声が上がっていたのだ。
「ふふ、清華に続いて真奈美も墜ちるわね・・・」
そう呟き微笑む由香里の顔は上気していた。
この由香里が選んだ以上は最高の男でなければならない・・・
そう思う由香里の要求するレベルに幸成は近づきつつあった。