相変わらずきつい。少し動くと痛みが襲う。
しかし、最初に由香里と一つになった時のような激しい痛みはなくなっただけマシだ。

「あっ…これ、初めて、っ」
「そうか」
ゆっくり、少しずつ腰を動かしながら由香里の乳房を揉みしだく。

「んっ、んっ、あんっ」
甘い声が上がり、由香里は強がるのをやめた、ような気がした。

まだ痛みが強いからか、顔をしかめながらではあっても快楽は多少感じてる様子である。
幸成もいつもより動ける由香里の腟を、かなり慎重になりながら腰を突き上げる。

「幸成っ！」
「はっ、はいぃっ！」

快楽を感じながらもまだ痛く苦しい由香里が叫ぶように幸成を呼び、幸成も慌てたように答える。

「もっと胸っ！、もっと揉みなさいっ！！」
「はいぃっ！！」

胸を揉むぐらいならいくらでもやる。
はっきり言って由香里の胸の良さは語り尽くせないぐらい素晴らしく幸成も魅了されてる逸品だ。
凄く大きいのに揉み心地は抜群。
服の上から見ているだけでも最近は触りたくなるぐらい、極上の感触なのだ。

「優しくじゃなくて強くっ！、もっと強くしてっ！」

幸成もここに来てから、おっぱいは強く揉むと痛いと言うのは学んだ。
だがその痛みがむしろ欲しくなる時もあると佳奈子から聞いた。
それはマゾ的な思考と言うより、より男らしさを感じると言うのが一番であり、やりすぎなければいいものらしい。

だから幸成も由香里の求めに応じて強く乳肉を揉んだ。
すると由香里は苦しそうであるが、ややうっとりとした顔つきになっていった。

少しずつ腰を動かしながら、同時に由香里の乳房を揉んで快感を得るように。
由香里の口から甘い喘ぎがわずかに聞こえてくる。
佳奈子と優は相変わらず由香里にもっと快感を得られるよう、それぞれの行為に没頭している。

「由香里…様っ」
「んっ、あっ、なんなの、よっ」
「もう、出る…」
由香里と身体を重ねあって、幸成が初めて感じた限界。

「いいわよっ、それで、気持ちいいならっ、アンタの好きにしなさい、っ！！！」

　次の瞬間、幸成は絶頂に達した。
　「あぁ、出た…」
　その言葉と共に幸成は腕を下におろした。佳奈子と優も動きを止めた。

　由香里の中できつかった幸成の部分が少しずつ柔らかくなっていく。　
　安堵の空気が広がった。
「あっ、なんか出てる…すごく熱い…」
由香里がうわ言のように呟く。
今まではお互いに苦痛しか味わえなかったような気がするけど、今日は何か違った…幸成はそう感じた。

「佳奈子も優も……もちろん幸成も、ありがと。初めてかもしれないわ…こんな感じ」