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今日からキミを『管理』します。
官能リレー小説 - 学園物

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今日からキミを『管理』します。 39

「どう、佳奈子は気に入ってくれたかしら?」

そのタイミングを選んだかのように由香里が現れる。
全裸で現れた由香里の完璧なまでのプロポーションに幸成は釘付けになるのと同時に、巨根は再び力を取り戻した。

「佳奈子も気に入ったみたいね・・・」
「はい・・・凄かったです・・・」

由香里は佳奈子には優しい笑みを見せたが、向き直った幸成には無表情になる。
そして、こう言う。

「幸成、私の腟拡張に毎日付き合いなさい」
「えっ?・・・ちょ!、ちょっと待ってっ!!」
「貴方に意見は求めてないの、これは決定事項だから」

一言で幸成を切り捨てると、ベッドの端に腰かけた幸成に由香里は股がる。
そして、巨根に手を添え腰を下ろす。

「ぐうぅっ!」

相当苦しそうな声と表情・・・
幸成の方も佳奈子以上の締め付けが快感どころが痛いぐらいだった。

しかし由香里は苦悶の声を上げて眉を歪めるも、幸成の巨根を根元まで受け入れた。

「う・・・動き・・・なさい・・・」

表情も声も苦しみしかなかった。

動いても恐らく快楽なんてない。
まるでこれは拷問だった。

だから幸成は動けない。
いや、動かない。
苦しめる為にセックスをすると言うのが彼自身も心が苦しいからだ。
由香里と共に苦しみに耐えるようしっかり抱きしめるのみだった。

「動きなさいっ、幸成っ!!」
「駄目だっ!」

苦しみながらも苛立つようにそう言う由香里を幸成は抱きしめながら拒否する。

「貴方は猿みたいに腰を振ればいいの!」
「そんなの嫌だっ!・・・愛し合わないセックスなんてしたくないっ!」

由香里の言葉に幸成は彼女を抱きしめながら髪を撫でる。
暫く幸成を睨んでいた由香里だったが、ため息を大きく吐き出し表情を緩めた。

「分かったわ、好きになさい・・・」

由香里の言葉にホッとした笑顔を見せた幸成。
このセックスは痛く辛いだけだ。

「ただし、暫くこのまま入れたままにしてなさい・・・それと毎日の拡張は動かなくてもいいから付き合いなさい」
「うん・・・でも、大丈夫?」
「情けは無用よ!・・・それとも貴方も私を欠陥品呼ばわりする気かしら!」

これ以上怒らすのも悪い・・・
そう幸成は思いながら由香里を抱きしめていると、由香里も豊満な乳を幸成の胸板に押し付けながら抱きついてきた。
そのままかなり長い時間繋がっている横で、回復した佳奈子が由香里を心配しながらも身支度を終えていた。

「お嬢様、そろそろ・・・」
「・・・分かったわ」

佳奈子に声をかけられ、由香里は腰を浮かす。
だが抜くだけでも辛そうな呻き声を漏らしていた。
そして、佳奈子に支えられるように立った由香里は、がに股になっていた。

「まだ入ってる感覚がするわ・・・」
「ええ、私もまだそんな感覚です・・・」

由香里と佳奈子がお互いそう言い合う。
その二人を心配そうに見ている幸成に二人は気付くと、佳奈子は頬を赤く、由香里は憮然としながら幸成を見返す。

「ご苦労だったわ、幸成・・・明日も私の拡張と佳奈子の種付けを宜しくね」
「あの・・・本当に大丈夫?」
「気遣いは無用よ・・・私は役立たず呼ばわりされる訳にはいかないの!」

これだけの超絶プロポーションを持ちながらセックスができないハンデは、本人にとってコンプレックスなのだろう。

一礼して部屋を出ていく幸成。
由香里は背を向けたままで、佳奈子がぺこりと頭を下げた。

お嬢様としてのプライドと、同時に焦りのようなものも見え隠れしていた。幸成には、由香里はそう見えた。

それから一週間、幸成は由香里と佳奈子の相手をし続けた。
残念ながらこの間、つかさとは会う機会がなく、教室で会話するだけに終わっていた。

佳奈子とは徐々にセックスの具合が良くなってきて、彼女も感じているようであった。
多少主人である由香里に申し訳なさそうに控え目だが、女の悦びを知れた満足感のようなものが佳奈子からは感じられるようになっていたのだ。

だが、由香里の方は相変わらず・・・
幸成にとっても由香里にとっても挿入は苦行であった。
幸成の巨根は由香里の腟に強烈に締め付けられて痛いし、由香里にとっても幸成の巨根は女陰を引き裂かれるような痛みを伴うものだった。
しかし、由香里は毎日幸成を求めてくる。

ただ由香里の幸成に対する態度は随分柔らかくなっていた。
教室でも幸成を傍に呼ぶし、その際に幸成の膝に乗ったり胸を揉ませたりとスキンシップを許すようになってきたのだ。
その為、佳奈子以外の由香里の取り巻き女子からも幸成は由香里のお気に入りとして見られ彼女達の態度も柔らかくなっていった。
その為かつかさとは関われなかった反面、幸成としては何とか学園生活に馴染める事になったのである。

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