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今日からキミを『管理』します。
官能リレー小説 - 学園物

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今日からキミを『管理』します。 34

恋人同士のようにいちゃついていた幸成とつかさだったが、不意につかさのスマホが鳴った事で中断される。
脱衣場にスマホを取りに行って除き込んだつかさの顔が曇る。

朝から今日の男子数人との『管理』スケジュールが送られてきたのだ。
つまり、幸成以外の男子数人とセックスしなければならないのだ。

これは予想できた事態だ・・・
真樹が昨日幸成につかさの精液にまみれたアソコを舐めさせたぐらい、真樹は幸成に執着を見せて彼が気に入った女子を貶めようとしていた。
だが、昨日はつかさの機転で真樹を追い払ったが、これはその意趣返しだろう。

ここにきて初めてつかさ胸の苦しみを感じていた。
幸成以外に抱かれると言う行為が何故だか苦しい。
これは初めての感情だった。
つかさにとってセックスはある種のスポーツ的な楽しさがあったし、管理者も志願してなった。
自分の家での立場や役割も理解してるので、セックスが好きでいるのは都合が良かったのだ。
だが、今・・・
初めて幸成以外に抱かれる事に戸惑いを感じていた。

だが、管理者である以上はセックスは拒否できない。
男子生徒の性欲を処理するのが管理者の役目だからだ。
そして、つかさがそれから解放されるには幸成が華才に表彰されてつかさを専属に指名してくれるしかない訳だ。

「今日の予定は生徒5人と教師4人だって・・・折角の放課後も潰れちゃうなぁ」

心の苦しさを隠してわざと明るく笑って言う。
笑って苦しさをごまかそうとしたが、幸成はつかさを抱き締めて言う。

「生徒は6人ね・・・遅くなってもいいからつかさとこうしたい・・・」
「幸成くん・・・」

うるっときたのを隠す為につかさは幸成の肩に顔を押し付ける。
そして二人は学校が始まるまでの時間を惜しむように抱き合っていたのだ。


そんな事があった為に、つかさは朝から忙しく放課後も遅くまで会えないようになった。
手持ち無沙汰だった幸成だが、そんな幸成に声をかける女子がいた。

「今から私の部屋にきなさい、幸成」
「由香里・・・様?」

声をかけてきたのは由香里だった。
彼女は幸成を一瞥すると、さっさと歩いて行った。

慌ててついていく幸成。
同じく地味な女子が由香里に付き従う。
そして女子寮の由香里の部屋に到着した。

「そこにでもかけなさいな」

由香里の部屋にあるソファーセットに由香里は腰掛け、対面に薦められた幸成が座る。
あの地味な女子は、まるでメイドのようにお茶の用意を始めた。

「あの子は佳奈子って言うの・・・我が家に仕える者の娘で、私のメイドよ」

彼女も相当に名家の出身なのでメイドぐらいいるのだろう。
そのメイドにもこの学校に通わせるぐらいだから相当信用されているのかもしれない。

その佳奈子がトレーにお茶を持ってきた時、幸成は驚いてしまう。
佳奈子は全裸だったのだ。

その佳奈子はやや幸成を意識して恥ずかしそうだったが、テーブルにお茶を平然と並べる。
そして並べ終えると由香里の足元にしゃがみ込み、彼女のスカートの中に頭を突っ込んだ。
頭の動きからして、由香里が佳奈子にアソコを舐めさせているようで、由香里は甘い吐息を漏らした。
そして幸成の方からは佳奈子の尻が見える。
引き締まっているが大振りでいい尻だ。
ただ毛深いようで後ろからでも陰毛の茂りがよく見えた。

里帆やつかさに比べたらだいぶ小柄…由香里もどちらかといえばクラスでは小柄な方だから、余計に際立つ。
それに顔立ちもちょっと幼い。だからギャップをすごく感じる。

「うふふ、顔が引きつってますわよ」
「…別に」
由香里は余裕の笑みを幸成に向ける。ただし頬は少し紅潮している。

「私たちにとっては、これは、っ…ごく普通の行為なんですからぁ…んっ」

 「か、佳奈子…て、手は空いてるわね」
 「ふぁひ」
 佳奈子はそのままの体勢で応える。
 「幸成、ズボンと…下着、下ろしなさい」
 幸成が反応する前に由香里は片手で幸成の制服のベルトを外し、ファスナーを降ろしてあっという間に幸成の下半身を露わにし、佳奈子の手を、指を、幸成の肛門に向かって誘導した。

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