今日からキミを『管理』します。 24
「さあ、来て…すごい、硬いの、入ってきてる…」
里帆はゆっくり迫ってくる幸成のモノを、じれったく待ち続けていた。
ドMの里帆にとってみれば、すぐにでもガンガン犯してほしいところ、切ない気持ちにもなってしまう。
「ああ…里帆お姉ちゃん…」
「あっ、イイ、おっきいの入ってきてるよお」
悦びの声を上げながらも、どこか冷静な里帆。
幸成の男根を締めすぎて早く達する事がないように適度に緩めながら受け入れる。
その辺りが彼女が管理人たる所以・・・
それに気づかぬ幸成は、まあ経験の圧倒的な差だろう。
「ああ・・・凄いわ・・・突いてぇ・・・」
悩ましげな声で幸成を里帆が誘う。
膣を緩めて受け入れているから幸成の感度はさほどではなく動きが取れるだろう。
むしろ、幸成からすればガバマンに感じてしまい、もどかしさからガンガン突きたくなる。
そんな所まで里帆は計算しながら幸成の出方を待っていた。
そして、里帆の計算通り幸成がもどかしげに腰を振り始めた。
「あっ、いっ、いいっ、いいのっ!、凄くいいのっ!」
悦びの声を上げる里帆。
冷静ではあるが快楽半分、楽しさ半分と言った感じだ。
突きに合わせて微妙に膣の締め付けを変える芸当までやってのけていた。
そんな里帆のテクに気付かない幸成は、快楽ともどかしさを同時に感じて更に腰を振っていった。
パンパンパン、と互いの身体がぶつかり合う乾いた音が響く。
「はああ、はあっ、いい、いいっ…もっと、もっと来てえ…」
「すごい…お姉ちゃんの、すごすぎる…!」
絶妙な膣圧でコントロールされる自分自身に我慢できず、幸成が声をあげる。
里帆は感じながらそれすらも楽しんでいる。
「くうっ…」
「ああ…イイよ、もっと激しいの……んひいいいっ!?」
突然の、そして予想外の快感に里帆が身体を仰け反らせ絶叫する。
幸成が無意識のうちに里帆の乳房を掴み、乳首を抓っていたのだ。
「お姉さん、すごい、すごく…締まって…」
里帆の全身から汗が流れ始めていた。
“まずい…”
里帆は自らのコントロールを失いつつあった。
“元に戻さなくては…”
それでも、表面的にはそんな焦りはみせないように努めた。
「あがっ、さっきより、すごく深い…っ!」
一度外れた歯車は修正できず、里帆はさらなる快楽に飲み込まれていく。
「姉さん…凄くいい…」
里帆は自らと幸成のコントロールをするのをやめた。
もうこうなったらイクだけだ。
「い、イイ、弟くんのチンポでお姉ちゃん、イッちゃう!イク…!!」