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今日からキミを『管理』します。
官能リレー小説 - 学園物

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今日からキミを『管理』します。 22

 扉が開く音がした。
 少し寒い風が入ってきた。
 入ってきた女性は「あ、ほんとに男子来てるんだね」と一言だけ言った後平然と脱いでいった。

 さっきの寒い風で、里帆と幸成は一瞬鳥肌がたった。
 「あの、寒いですか?お風呂、入りましょうか」

 このままいたい気持ちと、この公共の場ではこのままではいられないだろうという気持ちがせめぎ合っていた幸成は、この風を機会に前に進む決心をした。
「優しいのね」 
里帆は幸成に軽く微笑んだ。
「大勢の目があるよりは2人きりの方がいいわね…ここはゆっくり入りましょ。私が身体洗ってあげようかしら」
「いっ、いえ、そんなことまでは…」
「遠慮しなくていいのよ」

数人の女子が入ってくる。
皆幸成のことは特に気にすることもなく服を脱いでいった。

 「来て」
 里帆は腕をほどき、さっき入ってきた女子達を背にして、幸成の手を取って歩き始めた。幸成もついていった。

 「ここは大浴場の他に、小さいお風呂もあるの」

 里帆は曇ガラスの向こうが暗いことを確認してそのガラス扉を開いた。
薄暗い小さな部屋に入る2人。
里帆は扉の傍にあったスイッチをつけると、あかりがパッとついて中が照らされる。

小さな浴槽と、シャワーが一つだけ。
小さな部屋側の扉はスモークでもかけてあるのか外の様子が全く分からない。

「ここなら、いろいろできちゃうからね」
里帆は幸成に軽く微笑んだ。

里帆は微笑みながら幸成の勃起した竿を握る。

「弟くんのこれを先に鎮めてあげないといけないわね・・・どんな体位がお好みかしら?」

その問いに幸成の脳裏には先程の真樹が男子生徒にバックから犯される獣のようなセックスが浮かんでくる。
幸成にはそれを許されず、まるで犬のように扱ってたのにである・・・
あのメスになりきった真樹の顔と声は頭に焼き付いて離れずにいたのだ。

「ば・・・バックから・・・」
「ふふ・・・真樹を思い出したのね」

幸成の答えに見透かしたような里帆が答える。
そして耳元で囁くようにしながらもしっかりとこう言う。

「ちゃんと女の子に従えて、言う事の聞ける弟くんなら・・・いくらでもさせてあげるわ・・・」

その言葉は魔法のように甘美だった。
幸成はその甘美な言葉に操られるように聞き返した。

「本当に?」
「ええ・・・お姉ちゃんのオマ◯コを綺麗に舐めてくれたらさせてあげるわ」

これが彼女の管理法なのかもしれないが、幸成にはもうそれが何でも良かった。
ただ里帆に従えばご褒美が貰えるという意識しかなくなっていたのだ。

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