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水泳部の合宿
官能リレー小説 - 学園物

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水泳部の合宿 6

駅に着くと、大半がパチンコ屋や今時あるのかと思わせる老婆が店番をしてるタバコ屋に行ってしまう。僕は彼女達に利用されただけだろうか?
さすがに彼女達に同行すると、羽目をはずし過ぎで停学になりかねないので、部長とマネージャーの一人に着いていくことにした。
「部長、どこ行くんですか?」
「部長って、女子力を感じさせない言い方ね。なんか脂ぎったオヤジを連想しちゃう。名前で呼んで」
「小泉さん」
そういえば、初めて彼女を見た時、肩幅も上半身にも筋肉がついてないことに加えて太ももがムチムチしていて爆乳なのに加えて目元のほくろが印象的だった。
「こういう時は下の名前」
「何でしたっけ?」
「ゆりかよ」
「はい、ゆりかさん。で、マネージャーは?」
マネージャーも水泳部らしく見えない。メガネを掛けていて水着姿を見たことがないので、スタイルが良いかわからなかったけど、今のように思わぬ形で合宿から抜けた状態で私服でも派手なのになってくれたおかげでそそる下半身だと分かった。
「真由美。特別に呼び捨てでいいから」
「じゃ、私も」
「結局、どこ行くんですか?」
「カラオケがあって、コスプレ撮影にも使える所。最近は外人向けの宿泊施設にもなってるんだって」
訳のわからないまま着いていくと、なんとラブホだった。途中で逃げるわけにも行かないし、むしろここなら先生も探しには来ないだろう。

「あの…ここラブホなんですけど…」
一応確認をしてみる。
「そうねラブホね」
「カップルがイチャイチャぬぷぬぷする場所ね」
「何故そんな場所に僕らは居るのでしょうか?」
「そりゃね」
「ひと夏の初体験的な?」
この人達、僕を襲う気だ!
全く隠す気の無い2人の態度に僕の方が驚かされる。
「ちょ、そんな初体験でいいんですか!?」
「だって近場の男ってあなたしか居ないじゃない」
「初めてをあげるって言ってるんだから大人しく貰って置きなさい」
なんという肉食系女子のプレッシャー、処女の癖にガッツリ男食う気でいる。
「それともあなたもしかして…ホモなの!?」
「違います!」
「なら良いわよね」
「さっ、行きましょう」
こうして僕は強引にラブホに連れ込まれた。

地方のおおらかさか防犯カメラがあるのにスルーされ、部屋選びのパネルからエレベーターでその後は点滅する番号の部屋まで直行してしまう。
「井原が経験なくても大丈夫、こういう所ってAVが見れるし」
「私に気に入られたら得よ、副部長に指名してあげる。肩書ができれば、後輩に手を出しやすくなるでしょ」
前々から、真面目に活動する気がない人達だと分かってたけど、酔ってもないのに誘ってくる大胆さに圧倒される。
着替えてるところすら想像するとプールサイドで勃起するといけないと意識してたのに、二人が派手な下着だけになるとやはり興奮する。
同じ部活の先輩でなく、合コンした他校の生徒ぐらいなら素直に喜べるのにと思ってしまう。
「さてと…あなたはベッドで大の字に寝てればいいわ」
「私達が天国に逝かせてあげるわ井原君」
この2人は処女の癖にやたらと余裕があると言うか、どこからそんな自信が湧いて来るんだまったく。
「ゆりかと真由美って本当に処女だよね?」
「失礼ね、そうに決まってるでしょ!」
「なんなら処女膜覗いて見る?」
「いやいいです、ごめんなさい」
凄い勢いで怒られた。

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