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水泳部の合宿
官能リレー小説 - 学園物

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水泳部の合宿 1

僕は高校生の井原透。水泳部の合宿で海に来ていた。水泳部で男は僕だけで女ばかりだ。
顧問の波川先生がみんなに言った。
「遊びに来たわけじゃないのよ。みんなまじめに練習してください。」
「はい!」
みんなスクール水着じゃなく、店に売っている普通の水着を着ている。合宿だから、さすがにビキニを着ている人はいない。
ここの土地は学校の私有地で僕たちだけだった。
「それから井原君と水野さんは私がマンツーマンで指導するからここに残ってなさい。」
僕と水野さんはうちの水泳部のエースだ。
波川先生に、こう言われた。
「あなたたちはきっと泳ぐために生まれてきたのね。」
大半の女子は高校に入ってから始めた子たちばかりだ。
僕と水野さんはかなり実績があるみたいだけど、この学校は部活の厳しさはよその学校とはベクトルが違う。
安全に運営することに主眼が置かれて実力は問われないし、問題を起こすとすぐに活動停止に追い込まれる。
水野さんがそんな部活に不満を持たないのも、体が競泳向けでなくなってきたのも大きい。
陰でグラビア向けと言われているほどで、本人も理解していてゆるい練習と友達付き合いをそれなりに楽しんでいる。
「今日は負けないわよ」
波川先生は体育大出身でないけど、水泳はオリンピック級の実力者だ。女の先生の中では派手な部類だ。でも、たまにマンツーマンで指導と称して競争を挑んでくる。
そんな女だらけの環境故に、僕はかなりの自制心を要求されていた。
同年代や年上の女性が、身体のラインを惜しげもなく晒している中で、平静を装い続けるのはかなりの労力を費やしていた。
万が一、勃起した姿を見られでもしたら、女子のネットワークを総動員され社会的に抹消されるだろう。
なので僕はいつも部活前に、更衣室で自慰をして性欲を空っぽにしてから部活に参加していた。
だが、今日はいつもと勝手が違い、性欲を発散出来ずに部活を始めてしまった。
「先生の勝ちね」
「脚でもつっちゃった?」
「そんな感じっていうか…」
案の定、勃起が原因で競争に負けてしまった。
波川先生は普通の水着でもエロい。
「水野さん、今度は負けないから」
「じゃあ、失礼します」
女同士はドライなもので、なんとか水野さんに股間のテントを見られずに済んだ。
「井原君、どうして上がってこないの?」
波川先生は僕の前でしゃがんで話しかけてくる。そのポーズもなにげにエロい。そしておっぱいの谷間が見える。
「すぐ収まりますので、もう少しじっとしてれば戻ると思います」
「勃起しちゃった?」
「すみません、みんなには黙っていて下さい」
「いいじゃない、むしろ先生は嬉しいの。上がって、手伝ってあげるから」
海から上がって、岩陰に隠れると波川先生は僕を抱きしめてキスをした。
「あの、僕、詩織と付き合ってるんですけど。」
フルネームは水野詩織。僕とお付き合い中だ。
「知ってる。でも、好きなの。本人に許可をもらっているわ。」
そして、合宿所に戻ったはずの詩織がいた。
「そうよ。だから、私も手伝います。」


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