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消えた人間たち
官能リレー小説 - 学園物

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消えた人間たち 10

 数分間は一人の空間で少しリラックスすることができたが、そう長くも入っていられない。
 数分後に出て、水を浴び、湯船に浸かった。
 ここで、確かに美咲たちと「一緒に入る」ことになるのだが、純とデッキブラシを持った先生がにらみを利かす中、皆何もしゃべらず、身動きもせず、ピリピリした雰囲気だった。当然、それは長くは続かず、美咲たちの方から立ち去って行った。

 僕たちも、その少し後に風呂を後にした。


 学校に戻ってから、先生はスマホを見ながら言った。

「乳牛の子、まだ完全ではないけど、一人来るって。少しだけど母乳飲めるよ」
 

 病院の人二人に付き添われてきたその子は、確かにこの異変の前から見覚えがあった。
 美咲の比ではないくらいに巨乳なのはその時から制服の上からも分かっていた。そのため、どうしても顔より胸に目が行く人だった。

 今は、その異様なまでの胸が、おそらく改造でさらに大きくなっているのだろう。その胸を露わにして、下半身はボクサーパンツのようなもの一枚、という姿で、やや前かがみな姿勢で、やってきた。
  
「君、服はいいの?」
「はい、恭介様。制服とメイド服とどっちがいいか…迷って…私にあるのは、胸だけだったので…いっそ直接決めていただこうと」

ショートカットにカチューシャが改造で巨乳から爆乳になった胸の次に印象的な彼女が口を開く。どうやら内気でM気質に見える。

「ごめんね、君を見たことはあるけど…名前は知らなくて」
「大神玲奈と名乗っていました。今は…ただの玲奈です。恭介様」
「玲奈、服はメイド服がいい」
「分かりました、恭介様」

これからは彼女がずっと側にいることになるそうだ。保健室で話していくうちにいろんなことが分かる。元々一人暮らしで将来に不安があって、そこにこの異変が起きて僕用の乳牛という話が来たので志願したそうだ。陥没乳首なので、改造に不向きにされるのではと心配したそうだ。しかし、健康状態やホルモンバランスや気性などから判断して適任者になれた。改造は成功したけど、乳房の大きさ以外の代償もあるそうだ。常に妊娠に近い状態なので中出ししたとしても妊娠しないし、定期的に性的なことをしないと母乳の出が悪くなるらしい。乳牛という扱いだから、セックスをしたところでギャル警官にも咎められないと知らされた。

「処女じゃないことをお許し下さい」
「僕こそ、実は童貞なんだ。玲奈にはいつでも手を出せるんだよね?」
「はい、家畜兼肉便器ですから…恭介様のご自由に」
「じゃあ、まず飲ませて。長い付き合いになるんだろ」
「どうか、末永くかわいがってくださいませ」
 純がこちらを見つめる中、僕は玲奈の乳首に吸い付いた。
 「あぁっ、どうぞ、吸ってください」
 僕は吸い始めた。“痛くないのだろうか”とか思って、まずは軽く、乳首を咥えるくらいに、吸った。
 「恭介様、もっと、強く、吸っても構いません」

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