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AV部の設立
官能リレー小説 - 学園物

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AV部の設立 1

僕は西野勇太、高校生だ。AV部の設立のために巨乳美人女教師の山本裕子先生に顧問を頼んだ。
「本気で言ってるの?」
「はい。本気です。AV男優になるのが僕の夢なんです。もう、女子部員も何人か集まってます。」
「なら、あなたの本気を試させてもらいます。まず、私とセックスしなさい。あなたのセックスがうまかったら顧問になってあげる。」
「テストってことですね?」
近年日本政府文部科学省は若年層のニート化防止対策に職種体験を授業の一環、即ち単位性とした。生徒の興味を示し諸事情の条件さえあれば自衛隊なんての対象にもなる……それと同時に芸能関連も多いが一種としてAV男優も含まれるのである。まあ反対意見も多いが“では反対者は子供前で夫婦の営みでも見せる事出来ますか”と言うとんでもない反論で沈黙させた文部科学大臣も居た。
「私の学生時代を知っているのかしら?」
「はい……」
裕子はだいぶ昔の話になるのに自分の事を知る目の前の男子生徒を見る、見た目は真面目そうに見えるが……なるほどねとつぶやいた。
「教頭先生、よろしいですか?」
机にて聞いていた教頭先生に尋ねると湯呑を置いて言う。
「ええ……西野君、山本先生はフラストレーションが溜まっているので注意してくださいね」
触らぬ神に崇りなしと言う感じで教頭先生は言う。

「教頭先生のお許しも出たし、テストすることに問題はなさそうね…」
逃げ腰の教頭に向かい、裕子は嫌味たっぷりの口調で言う。
「あっ、それじゃここは君に負かせるから…」
教頭はこれ以上関わるのは御免だとばかりに、鞄を抱え部屋を出ていった。
「ふふ、2人だけになっちゃったはね…」
裕子は前に立つ男子生徒の全身を、値踏みするかのような視線で見渡した。
中肉中背、特別にイケメンという訳でも無い…西野という生徒はどこにでもいる普通な男子と何ら変わらなかった。
こんな子がAVとはいえ男優になれるのだろうか?…
裕子は男子生徒の前で眉をしかめる…
昨今のAV男優は、男性向けに作られているとはいえ、女性受けする容姿を持っていなければならないことを裕子は知っていた。
そんな世界で、こんな普通の少年が長く活きていけるとは到底思えない…
ならばここで、そん少年のな夢を早くに諦めさせてあげることが、教師としての自分の役目のような気がしてならなかった。

「いいは…それじゃあここでその制服…脱いでちょうだい…」
こんな少年の裸など興味を持てないが、その貧相であろうイチモツを笑い飛ばすことが、この少年の為になるのだと裕子は思って疑わなかった…

「うぇ?;…ここでですか?…」
勇太が慌てるのも無理も無かった。
いくらここが教頭室件相談室になっている個室とはいえ、誰が入ってくるかも分からないのだ…

「ふふ、AV男優を目指している割に、案外気は弱いんじゃない?…」
裕子は鼻で笑いながら勇太の頬を優しく撫でる…
「あっ;…でも誰か入ってきたら先生もマズイじゃないかと;…」

「心配しないでも大丈夫、教頭が帰ってしまったんですもの…相談といえどもこの部屋に許可なく入ることは許されないもの…」
本当はそれをいいことに、教師が生徒を連れ込む恰好の場所となっていることは、教師たちの間では暗黙の了解だった。

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