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Figurine Girl
官能リレー小説 - 学園物

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Figurine Girl 1

俺は白崎 茂男、地元にある男子高校に通うごく普通?の高校生を自負してる。
ありがちな話だが、俺も例に漏れず彼女いない暦16年だ。
だが今の俺はまさに思春期、そろそろ可愛い彼女を作りたいと考えている。
がいかんせん男子校、そういう機会はなかなかないものだ。

まるで嫌がらせのように僕らの男子校から数ブロック先には、美少女が集うことで定評のある女子高が存在した。
道路を隔てて通学路が平行になる場所があるのだが、そこから見る少女たちは揃いも揃って美少女ばかり、記憶が正しければブスなんて見かけなかったかもしれない。
きゃっきゃうふふとはしゃぐ彼女たちを道路の反対側から毎日見続けるのは、まるで檻の中に閉じ込められその外に置かれた肉を見るライオンのような気分だ。

俺は自分の欲求を自家発電で何とか抑えていた。
毎晩沸き起こる性欲にもがき苦しむ毎日だった。
そんな俺に、まさか神が手を差し伸べることになろうとは・・・

ある晩、いつものように自家発電を終えトイレから出るとすぐにベッドに横になった。だがどういうわけかいつもと違い寝付けなかったのだ。
「おかしいな、欲求は発散したはずなのに・・・」

そのときだった。
「白崎 茂男よ、おぬし相当来るしんどるようじゃの?」
老人の声
「だれだ!?」
あわててベッドから起き上がると、目の前には白い服に身を包んだ、見るからに怪しい老人が浮遊していた。
明らかに人間じゃない。
「てめえ!なにもんだ!?」
「わしは神じゃよ」
あっさり名乗るジジイ。たしかに浮遊してる時点で人間でないことは確かだが、だからといってこいつが神だと信じられる話じゃない。
「嘘つくんじゃねえ!悪魔じゃねえのか?」
「やはり簡単には信じてくれないかの」
老人は少し困惑していたが、やがて似たりと笑う。
「実はお前さんに良い話を持ってきたんじゃ」
「良い話?」

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