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香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜第二部〜 99

「さて、特訓始めるぞぉ」
命がけの痴話喧嘩(一方的)を無視して、理人は生徒たちの方を向く。
「理人くん、助けてぇ!!五年来の親友じゃないか!!」
「確かに俺たちはダチだし、お前は俺の上司だけど、家庭の問題まで関わるつもりはないぞ。まぁ、奥さんいんのに風俗なんざ通ってた罰だと思って、現実を受け入れろ」
「そ、そんな殺生な!ひ、ひぇぇ〜!!!……ギャアァァァァ………!!!!」


「というわけで、男子諸君も強い奥さんもらったら、怒らすなよ。怒らしたら、ああなる」
そう言って、理人が指さした先には無惨な姿で浜辺に打ち上げられた才英がいた。

『と、刀機さんと結婚して、怒らしたら・・・・』
いつもの光樹くん妄想タイムがスタート。脳内に幸せな新婚生活が写し出されるが、刀機を怒らしたシチュエーションに入ると地獄絵図と化した。
『・・・・ぜ、絶対怒らせないでおこう』
まだ結婚どころか、付き合ってもいないのに光樹はそう固く決意したのだった。

「さて、じゃあひとつ賢くなった所で特訓するか。俺に教えて欲しい事があったら聞けよ」
そんなこんなで特訓が開始された。

本日の特訓は以下のとおりだ。
全体を強さが均等になるよう4グループに分ける。その中の2グループが多少離れた場所で戦い。残りのグループはその場で戦う、というものだ。それぞれに理人と刀機が監督につき、戦術を少しづつ教えこむことになっている。
クラスのみんなは一対一の経験者は豊富だが、今回は大勢対大勢だ。乱戦を想定しての訓練も必要だろうと判断してこのような特訓をすることになった。

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