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香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜第二部〜 97

がらがら…すかーん!
ドアを開けるなり金ダライの歓迎を受けた理人。彼の心境を知ってか知らずか1−Aは爆笑で担任を迎えた。事件の当事者2名でさえ。
…ったくコイツら…俺がヘコんでどうするよ…ウチが金ダライならB組は…
…がらがら…ごすっめきょっ!…
鈍い打撃音、そして激しい罵声。
『ドタマかち割ったらぁ!脳ミソぶち撒けぇ!』(子分A)
『往生せいやあぁ!』(子分B)
『あぁ?殺れるモンなら殺ってみぃ!ケツからチ〇ポ突っ込んで前立腺ガタガタいわしたりゃあ!』(今泉…おかまな地声)


…理人が想像した通り隣の教室からは普通の学校生活からはかなり掛け離れた罵声が聞こえていた。
「…あ〜、と、とりあえず隣の教室は気にするな(苦笑)それよりいきな金だらいとはえらい歓迎ぶりだな?そんなに能力特訓を強化させてもらいたいのかぁ?」
ニンマリと笑いながら教室を見渡す理人。しかしそこに怒りのオーラはなく穏やかな空気が流れていたので1−Aのみんなもつられて笑っていた。

──…吹っ切れたか?(笑)──

そんな瞳で理人を見る刀機。昨夜影汰から話を聞いた刀機は、恐らく理人が自分で責任を感じ背負い込むだろうと考えた。そこでハッパをかける意味で黒板消しを仕掛けていたジョーや美夏を見て、金だらいに変えさせたのだった。

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