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香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜第二部〜 92


しかし悲劇は起こった。
「小六の時、ヤクザに拉致られて…おかま掘られちゃったんです。」
散々輪姦された上…後は埋めちまえ…となった折、拳銃を突き付けられ…。
「そこで…能力の発現か?」
「そう…銃なんて興味も知識も無かった…むしろ嫌いです、今でも。」
銃口から、全ての性能諸元…どうすれば効率良く『殺せる』か?までが伝わって来た…我に帰れば死体の山、全弾撃ち尽くした上に鈍器代わりに使ったのか血塗れの拳銃。無意識中の自分の所行に恐れおののき精神崩壊…警察病院に保護されたという。

「そして僕はお見舞いに来た理都さんを…抱きました。」
錯乱状態の影汰はレイプ同然で行為に至った、にも拘らず彼女はそれを望んでいたかの様に影汰を受け入れたらしい。そして理都との繋がりが影汰の回復に到らせたそうだ…。光樹は、彼の『男』を保つ鍵が理都との巡り逢いと、切っ掛けである女装なのだと理解した。
「で…?俺にどうしろってんだよ…?」
「逃げずに戦って下さい、せめて主人公としての自覚を持って下さい。」
うわ、こいつぶっちゃけやがった。


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