PiPi's World 投稿小説

香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

の最初へ
 86
 88
の最後へ

香港国際学園〜第二部〜 88


(とりあえずもう一度浜辺に行ってみるか・・・)

が、無駄だった。浜に人影はない。一応道沿いの店にも確認したが、口をそろえて「来ていない」という。一度理人と校門で合流するも成果なし。
「逃げ出すことはないと思うのだが・・・」
「ってことは誘拐か。皐月とかに頼んで動物の話も聞いてみるか。」


そして、光樹と未来は…
(嘘だ!…そんなの嘘だ!!…)
否定するように首を左右に振る光樹だが、おろちや子分達はそんな光樹をニヤニヤとしながら見つめていたのだ。

満足しきったおろちが去って2人きりになると、光樹はごめんなさいと何度も言いながら泣きじゃくってしまった。
すこし落ち着いた未来は、光樹のぺ○スの上から身体を解放させる。
おろちの言った通り、未来は光樹のぺ○スの虜になっていた。今もまた光樹に跨り快楽を貪りたいが、必死に気持ちを抑え、泣きじゃくる光樹の顔を両手で挟み自分の方を向かせる。
「泣いては駄目…男の子なんだから…それに貴方に取れる責任は強くなる事…自分、そして私を守れるぐらいに!」
身体を重ね、そのぺ○スの虜になったせいか、未来には光樹に対して恨みは無く、逆に愛おしさを感じていた。
同時に光樹には強くなって欲しかった、あの女に復讐する為に…自分をここまで墜としたあの女を完膚なきまでに叩きのめす為に…
「直ぐに身繕いして刀樹さんの所に行くわよ…」
まだベソをかき続けている光樹を引き摺るように、復讐に身を燃え焦がす未来は、体育館へと向かったのだ。


SNSでこの小説を紹介

学園物の他のリレー小説

こちらから小説を探す