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香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜第二部〜 87

…腹を括るしかないか

(未来ちゃん。僕が隙を作るからその間に逃げて!)
小声で未来に言う。
ダメでもともと、一瞬でも隙があれば勝てなくても…逃がしてあげるコトくらいなら僕にだって…!
未来は少し躊躇うが頷く。

「諦めて犯されなよ。」
余裕の笑みで腕を組み、気絶したままぴくりとも動かない鷹獅の横に立っている。
全員二人を舐め切っている。油断は隙を生む。狙うは一人。一点突破のあと、足止めできれば…

「あ!今泉先生!」
誰もいない路地を指差し、叫ぶ。全員が驚愕と恐怖の入り交じった表情を浮かべ、路地を見る。

そう言ってから光樹が未来の方を見ると…余りにも強烈なインパクトに未来までもが気を取られてしまっていた。
(しっ、しまった〜ぁ!!!)打ち合わせ不足を嘆いたが後の祭り。
「そんな古典的な方法、引っかかっるか〜ぁ!!」
しかも、それに一人動じなかったおろちに殴られ、光樹は意識を失ったのだ。


次に光樹が気づいた時、光樹の上で裸の未来が淫らに腰を振っていた。
もうその表情は清楚なお嬢様では無く、快楽を貪る牝となり、声にならない叫びを上げながら腰を降り続けている。
「ふふ、ようやくお目覚めかい!、このお嬢様も所詮淫乱、この通りアンタの上でヨガり狂ってるよ!」
未来がもう快楽に染まり、光樹のぺ○スの虜になった事をさも嬉しげにおろちは言う。
「ひっ、酷いっ!!…」
未来の姿に涙を溜めながら光樹は言う。自分の事より、守れなかった事、自分の無力さが何よりも悔しかった。
「悪いのはアタイじゃない、アンタさ!…アンタのチ○ポは処女ですら娼婦に変える魔性のチ○ポ!…アンタこそ性と暴力の申し子だからさ!!」


その頃、刀機は・・・・
「遅いッ!!!」
武闘場で待ち惚けだった。
「もう二時間になるぞ!!」
腕を組んで憤慨する刀機だが、光樹と未来がトンデモナイ目にあっている事は知らなかった。
「あれ、どうした?刀機」
明かりのついた武闘場を怪しく思った理人が現れた。
「む、立花か。桜川が来ないのだ。約束を破る男には見えなかったのだが」
「案外、不良に絡まれてんじゃんないか?才英タイプだからな」
「有りうるな。探してみるか。手伝え」
「手伝ってください、だろ?俺は担任だぞ」
そう言って、二人は武闘場を後にした。

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