香港国際学園〜第二部〜 84
…ほう…大した坊やだ…嬉舞羅鷹獅は光樹の奮戦に正直驚いていた。そしておろちの満たされた表情に…。
「やれやれ姐さんと来たら…」
「たまに可愛いの捕まえるとこうなんだから…」
口々にぼやく子分達。
…てめえらにゃわかんねぇだろうよ…
「あれぇ?鷹獅アニィ妬いてるのぉ?」
女の子分がくねりながら、鷹獅に絡みつく。しかし鷹獅は構わず、激しく乱れるおろちに微笑んでいた。
…姐さん…素敵です…!暴力と性の女神に心酔していた…。
「あぅ…でるぅ?」
「あはぁ?来いよ!来いったらぁ?」
これ以上動けば自分が持たない…だが、光樹はまだイキそうにない。おろちは焦るが無意識に突き上げる光樹の動きは、おろちを追い込んでいった。
とうとうおろちは甲高い声を上げてはててしまう…まだ、光樹は放出すらしておらず、完全におろちの敗北であった。