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香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜第二部〜 79

「ふふ……立花先生が教師として強い自覚を持っていると知れて嬉しいですわ……それに、わたくしもかつての学園に戻す気はありません……ある程度の自由はこの学園の校風、わたくし達の干渉すべき事ではありません……しかし、学園に本当の危機が迫るなら、わたくしは全力で排除いたしますわ」


おそらくこの女が本気を出して介入するときは(彼女たった一人の手で)小国の紛争…いや戦争を鎮圧する程の嵐が吹き荒れるだろう。
「…そんなに構えなくとも結構ですよ立花先生?あなた方はよくやってくれています…」
本人に全くその気はないのだろうが、理人は言葉一つ一つに畏怖を感じた。
彼女にとってはこの前のメイドロボ事件でさえ些末な事に過ぎないのだろう。


「それに貴方の生徒達もなかなか見所がありそうですし、今度のクラス対抗戦も楽しみにしてますわ」
生徒達を見て微笑みながら主姫は理人にそう告げると「あまり特訓で浜辺を荒らさないように」と釘を打ってその場を後にしたのであった。

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