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香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜第二部〜 74


「好!この学園の先生アルか?」
「は、はぁ…そうですが…なにか?」
そう言うと理人にニッと笑顔を向けた
「それは良かったアル、この学園に倶利伽羅はいるアルか?」
「倶利伽羅!?あんたみことの知り合いか!!」
「そうアル、いやぁここで合ってるアルか〜良かったアル〜」
その時青年の吸っている煙が理人の鼻をくすぐった
「(これは…『阿片』!?)」
反射的に理人が構えた
「…なに事アルか?」
「あんた…何者だ」
辺りの空気がピリピリとし始める

「ワタシ、荒 九龍アル。みことに会いに来たアルよ!」
「吸ってるのは阿片だな?」
「そうアルよ?あなたもドウカ?気持良くナレルよ」
そう言って、笑顔で荒は阿片の入ったキセルを差し出す。
「遠慮しておく。これでも世界史を教えてるんだ。それが、どれだけ危険かもこの中国にどれだけ甚大な被害を与えたかも知ってる。・・・・悪いがお引き取り願おうか。ここは学校だ。ガキ共に阿片がまん延なんかしたらやだからな」
「それは困るアル!みことを探して三千里は旅シタのに」
「みことにはあんたが来たことは伝えておく」
理人が荒を警戒していると生徒たちがやっと追い付いた。

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