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香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜第二部〜 66



ひぇえぇえっっ!!!!

大半のクラスメイトが心の中でそう思った瞬間、
「をーっほほほほほほほほ」
という笑い声と共に勢いよく教室のドアが開く。
「浅倉さん、見つけたですわ」
そう言うなり大口径リボルバーでおろちの手元の銃を打ち払ったのは、おろちのクラス1−Bの担任でもあるマジカル今泉であった。虚をつかれたおろちを今泉先生と共に来ていた梨花が手際よく捕獲する。
「皆さん、うちのクラスの馬鹿生徒がご迷惑おかけして申し訳ありませんですわ。しかし、今度の対抗戦、勝つのは我がB組ですわよ」

……嵐のように去った今泉先生を皆呆然と見送っていた。
「立花先生、ちょっといいか?」
そんな呆然とした空気を打ち破ったのは、1人冷静である刀機だった。
「ん?、ああ……どうした、刀機」
やや今泉先生に圧倒されていた理人も刀機の言葉に我に返った。
「私がクラス対抗戦のキャプテンをつとめよう……」
「それじゃあ、お前は戦闘に参加できんぞ……いいのか?」
刀機の言葉にざわめく教室……
「問題無い……私がクラス全員を鍛えれば済む事だ……それに、クラス全員で戦っていかなければ意味がないだろう?」
クラスを見渡すように刀機が言うと、全員が刀機を見つめていた。
大半は不安そうに……中には面白そうな目で……
刀機は笑いながら彼らを見返すと、こう言った。
「マネージャーの1人目は未来にやって貰いたい……そして、戦闘メンバーは……陣、理都、ひじり、ジョー、美佳、大地……それに光樹……このメンバーを中心にやって貰いたい……何か言いたい事はあるか?」


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