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香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜第二部〜 570

決死の突撃に笑えるのは、彼らの修羅場慣れのせいか…
それが毎度の出入りや乱闘であれ、ドラゴンであれど変わらない。
それを見送る刀機にえった…
ふむと一言発し髪を解く刀機…可憐な美少女顔が戦闘を前に、ストリートになった髪に精悍かつ美しい顔立ちへと変わっていく。
女性として長身となった背丈…コスプレ用の丈の短いセーラー服で豊かで見事な胸を堂々と張り、戦闘前に邪魔で取ったノーブラの下乳が見え、剥き出しになったひき締まる腰回りに左手を当てる。

立派な張り具合の尻は、下着が見えそうなぐらい短いスカートを押し上げ、尻の形をしっかりと浮き出させる。
そこから伸びる健康的で長く美しい脚…聖母マリアから闘いの女神に変わる刀機…
右手に持つ具現化させた薙刀を肩に置く様は…某漫画の青龍偃月刀を持つ関○雲○のようであった。
闘神と化した刀機の横に、こちらは美獣と化したえったが立つ。

彼女もまたコスプレ衣装、タイトな黒いナース服...きめ細かいメッシュ素材に、やや小振りな乳房がツンと突き出しその弾力を主張する。
...しなやかな牝狼を思わせる肢体に黒Tバック、ガーターベルトまでもが露となっていた。
旧式ながらハイパワーな自動ライフル...M1ガーランドの銃身に固定された長い銃剣は、具現化能力により波刃の鉾へと変形している...。
得物を肩に抱えどっかと折り敷き牙を剥き出す野獣の笑み、張飛〇徳でも気取ろうというのか...その姿、正に荒野を疾走る黒き死神であった。
「現状をどう見ます、刀機さん?」
「此方の残存兵力は僅か11人と被害甚大、それに対し相手はダメージを受けてはいるがいずれも軽傷……絶体絶命といったところか」
 刀機が冷静に絶望的状況を告げる。
「そんなっ、なんとかならないの?」
 ひかるが悲鳴に近い声を上げる。
「無くはないが……かなり危険な賭になる、一歩間違えばここら一帯は焦土と化すだろうな」
「ですがこのままではジリ貧です、やってみる価値はあると思いますよ」

 そうか、なら、と呟き策を話し始める刀機。
「逆鱗に痛打をくらわせ仕留める、逆鱗は竜の心臓の真上にあるためそれで絶死へと至るだろう」
 そこまで言ってから表情を曇らせる刀機。
「だが逆鱗に触れれば竜は激怒し狂乱する、もし一撃で葬らねばその時は……男宿も孤児院も何もかもが灰となる」

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