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香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜第二部〜 54



三人はそんなことを話ながら(あずきバーを大量に所持していた人はとりあえず頭の片隅に追いやりつつ)だらだら歩いていたが、遅刻は免れた。
「地道にダイエットでもするさ」

そんなに太ってるようには見えないが、能力の恩恵(?)かもうすぐ80らしい。
陣は
「久しぶりに武道館でも借りて誰か誘って組み手でもする?」
と提案する。

「そうさな…鬼ごっこで使いそびれた奥義もあるしな…」
丈次がアフロを揺らしながらポツリとぼやいた。
「…男女差別をする気はねぇが…今回はお嬢ちゃん方に頼り…」
ぼよん、アフロに微妙な質量を感じた。有田美夏だ。
「男どーしでやーらしー!元気ないぞむってぃ―?」
「…やれやれだぜ…」
構わず足を進める丈次。
「おいおい!神聖な道場を前にして、ふざけ過ぎだぞ!」
「僕も行く〜」
アフロ合体した美夏を陣が咎めるが聞いた風も無い。
『もす!』×4
一礼して中に入る。


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