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香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜第二部〜 524



(…ふぅん、この能力も万能じゃないか…)
麗緒はひかる達の脇を通り、足速に倶利伽羅神宮へと向かった。
(ここね…監視班の話しだとさっきの子達を除いたら…四人ね)
堂々と正面門から入って行く麗緒。片付けをする玄人達を発見し、近付いていく。
(えっと…あの子ね)


「ふむ…」
「どうしたの、デルリン?」
「警備局の監視がさっきまでいたんだが…気配が消えた」
「諦めて帰ったの?」
「そうだと嬉しいのだかな…おそらく偵察に優れた能力者が代わりに来たのだろうな」

ギクッ!

麗緒は背筋に冷たいモノを感じる。
「分かるの?」
「まさか…そこまで我輩も万能ではない。ただ、諦めたにしろ、代わったにしろ気にしても仕方がなかろう?」
「意外…デルリンってクールだね」
「うむ…冷静な熱血が我輩の信条であるからな。まぁ、かぶき者と言ったところであるな」
「かぶき者ね…(かぶき者って何?)」
レイナの疑問は終に答えが出なかった。


(ふぅん…割と良い男じゃない。武骨で…顔も悪くはない…タイプだわ)
麗緒が玄人に持った第一印象だった。
(ま…仕事は仕事よねん…ギャラも貰ってるし)


「さて、腹も膨れたところで…修行を開始するか」
「うん、そうたね。時間も有限だしね」
「でも、どこで修行するの?」
「体育館だよ」
「あそこには倶利伽羅様の結界があってな。時間の密度が上がるのだ」
「へぇ〜
でも良いの?警備局の監視が付いてるんでしょ?」
「さっきも言ったが『気にしても仕方のない事は気にするな』だ」
「…まぁ、デルリンが良いんならいいけど」


(…さっきから絶対、監視員が聞いてる事、意識して発言してるわよね…あぁ、そんな聡明なとこもイイわぁ)
「さあ時間が惜しい、さっさと修行を始めるとしよう。」
そんな麗緒の心の呟きはさておき玄人を先頭にどんどん進んで行く。
「あっと危ない、離されない内に追い付かなくちゃ」
少し離れた位置で追跡を再開する麗緒であった…




「んぶぁっ…はぅむ…ぷぁっ…えろれろ…」
「良いぞ…真由…もっと妾を責め立ててみよ…」
薄暗がりの中で玉座に座る影とその影にひざまづく様に座りながらもう一つの影の股間に頭を近付ける真由。
「ふぁ…大母様のおち○ちん大き過ぎますよぅ…」

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