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香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜第二部〜 52


「は、はぁ」
「だいたいお前ら、ラーメンおごってやったのに、お喋りに舌使うんじゃねぇよ。さっさっと箸を動かして、食べきる!!そして、作ってくれた食堂のおばちゃんとおっちゃん、そしておごった俺に礼を言って授業に行け」
「おごると言い出したのは先生のほうじゃないか」
光樹の一言に皆が頷く。
「ほぅ、いい度胸してんな。そうかそうか、そんなに抜き打ちテストして欲しいか。勉強熱心な生徒持って、俺は幸せ者だな」
「「「えぇー!?」」」
「冗談だ。おばちゃん達にちゃんと礼言えよ。俺は職員室に戻るからな」
そう言って、笑いながら理人は食堂を出て行った。

「ねぇ、ああ言ってたけど、絶対なんか知ってるわね」
「先生って、校長や理事長とも同級生らしいし」
口々に舌を噂ばなしに使い始める皆。
「む、無視するんじゃないのヨー!!!」
そんな食堂にりとの叫びが木霊して、昼休みは終わったのだった。

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