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香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜第二部〜 6



さて、所変わって職員室。
ここでも理人は懐かしい人と再会していた。
「久しぶりだな。立花」
「そうですね、銀城先生。刹那の奴はどうしてます?」
理人の前にいるのは銀城玲子先生。保健室の名物(?)先生である。五年前の騒動では、大半の生徒が彼女のお世話になっていた。
ちなみに刹那とは、彼女の夫であり、彼も五年前の生き残りだ。
「彼奴なら部屋で寝てる。警備員をしててな、昨日は夜勤だったんだ」
「へぇ、彼奴が警備員を・・・・。あ、そろそろ教室に行かないと!」
「なんだ?」
「1−Aの担任なんです」

「ほぉ…そうか、おまえがあの問題児の集まりの担任とはな…」
玲子はニヤニヤと楽しそうに話した…
「はぁ…刀機の事を言ってんすか?確かに…」
「それだけじゃないさ…それだけじゃね…ふふ」
玲子の笑みはますますあやしいものに…
「そ、それって?」「ほらほら先生遅刻するよ?可愛い生徒たちが待ってるよ?」
「むぅ…」
理人は後味の悪さを感じながらも、ホームルームに遅刻するわけにはいかないので、教室に向かうことにした…
「楽しい教師生活の始まり始まり!…かなぁ」


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