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香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜第二部〜 486

時は逆上ること三十分、参加者専用通路では
「…なにか用?」
レイナが道を塞いだ相手に対し問う。
「レイナ・恵・フォルテス。お前、俺達のクラスに入れ…」
七人の男達の内、リーダーだと思われる髪を金色に染めた男が言った。
「どこのクラス?」
「1-Kだ」
「あの駄目クラスね?反則負けばかりしている…答えは決まってるわ、NOよ!」
「くくっ…そうか、ならしょうがねぇ…イヤッてぐらい犯して奴隷にしてやるよ!」
他の男達も下卑た笑いをこぼす。
「本当、あんた達下衆ね!」
レイナはベルトからナイフを取り出した。
「ウラァ!」
ジャックナイフ片手に威勢良く突っ込んできた手下その1、しかしいとも簡単にかわされ、すれ違いざまに手下1の脇腹にその手に持っていたナイフを刺し込み、大きく切り上げた。
「へぇ…やるねぇ…やっぱり女はこうでなきゃなぁ、墜としたときの楽しみが違うってモンだ」
「くっ、下衆と外道が一緒になった人間なんて初めて見たわ。こんな悪役面になるなんてね」
リーダー格と思しき男は邪魔だったのか血を流しながら切られたショックで陸に上がった魚の如く痙攣していた手下その1を蹴り飛ばしてトンファーを取り出しながら残りの手下に指示を出す。
「おめぇら!遠慮はいらねぇ、全員でタタんでボロボロに犯してやろうぜ!」
その指示を皮切りにリーダー格を含めた6人がレイナの周囲に回り込み、一斉に攻撃を始めた。
「くううっ、くあっ、でえいっ!」
レイナは周囲から飛んでくる斬撃を辛うじて避けながら反撃を試みるのだが、どうにも人数が多すぎて試みる度に別の方向から攻撃が飛んでくる。
「これじゃ…キリが無い…一体どうすれば…」
ダメージを受ける度に再生能力で立て直しているもののそれにも限界がある。
所々再生に綻びが目立ってきたのである。それに気づいた手下がリーダーに報告する。
「アニキィ!こいつそろそろ限界のようですぜぇ!」
それを聞いた他の手下たちは攻撃の手を止め、揃って下卑た笑いを浮かべる。
「よし!、後はこいつを好きにしていこうぜ!」

目の前に居た筋肉質なカウボーイ姿が短銃身ライフル...ランダルをスピンコックで初弾装填した。
「多少キズ物だって構わね...。」
レイナにポイントするが瞬時に四指を斬り飛ばされ、血みどろのランダルが床を滑る。
彼女とて手練れの類、更に膝の一撃でそいつの角張った顎を粉砕、背後から掴み掛る肥満体の睾丸を握り潰す...それでも外道定食四人前。
傷の再生で消耗しきったレイナには平らげ切れない特盛だ。
小洒落た黒服が腰だめに構えるKG9サブマシンガンのボルトを後退させた。
「袋の鼠だぜぃ!仔猫ちゃあん?」
妙な表現だ...

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