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香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜第二部〜 48


…セピア色に変色した立花理人が今そこにある現実と直面していた。自動券売機に一万三千円を投入、タッチパネルでスペシャル叉焼豚骨醤油…×20…実行…ぷるぷるぷる…。
「ええい!往生際の悪い!」
刀機が引導を渡した…ぴ…かしゃこんかしゃこん…血も涙もない機械音、1―A生徒達の歓声…それこそ拾う骨までも燃え尽きる理人…。
(BGM:哀戦士)

理人の心境など露知らず、闘志に萌える桜川光樹…刀機さんの隣…刀機さんの隣ハァハァ…。
「刀機さん一緒に座ろっ!」
栗原華菜美いぃ?(キシャァー!)

栗原華奈美…
身長もスリーサイズもまさに身体のサイズは全てに刀機真奈美と同じ、顔の雰囲気も似ており二人が並ぶとまるで双子みたく見える。
そして入学三日目にして二人の事を『1−Aのまなかな』と呼ばれていた。
光樹にとって刀機が天使なら、華奈美は同じ姿をした悪魔そのもので、今後の学園生活に目の上のたんこぶになると思っていた。
「何時かは越えなければならない存在…」

刀機にとって、何時も引っ付いて来る華奈美を初日こそ邪魔だと思っていたが、三日が経つと別の思いが沸き上がった。


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