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香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜第二部〜 444

未来とえったがそんな怪しい(?)会話をしているころひかる達は……

「どっ、どうしよう、居なくなっちゃうなんて……もしかして飽きられちゃったのかな? それとも満足させられなかったのかな?」
「そ、そんなこと無いって、ひかるとのセッ○スに飽きるわけないじゃん」
「そうだぞ、自信を持てお前の『それ』で満足しない奴なんて居るはずないだろう」
半泣きのひかるを奴隷ズが『行為』そっちのけで慰めていた……
「ふぇええ…。」

不安定だった具現化能力も『慣らし』が済んでレベルアップしている。
能力は安定したが…お姫様属性ぶりはどうにも…。

仕方ないのだ…理事長の言った通り女性パーツの多い肉体。
脳内構造や精神にも影響が大きい…理都や雪菜みたく幼い頃から常に『やってやるぜ』な性格は…ひかる姫には少々無理な注文だ。

まぁ…いざ譲れない勝負とあれば『やれば出来る子』という所まで回復したので…プライベートでの弱さは妥協せざるを得ないのだろう。

…その時、羽音の絶対音感が反応を示した(便利だなオイ)。

オデコの辺りに…ぴきぴきぴきーん…とニュ〇タイプみたいな火花を出しながらハーレィの爆音を聞き取った。

「未来たん帰って来たのねん!」
「ええっ!?」
羽音の一言に、ひかる姫の表情がパッと輝く…。

「ん…えーたんも一緒なのねん。」
「え…?」
…えぇ〜…ちょっと待って…『僕のをねじ込む』って…本当に…まさか…

えったが一緒…というだけでネガティブシンキング全開、妄想後ろ向きに全速力なひかる姫…。

…ぱちぃん!…

うろたえるひかる姫の頬を打つ…雪菜の平手…。

「ゴメン…こうでもしないとアンタ落ち着けないでしょ…。」
突然の事に驚愕の表情のまま固まっていた奴隷ズとひかるだったが…真剣に諭す様な雪菜の表情に落ち着きを取り戻す。

「雪菜…ちゃん…?」
「影犬がそんなに信じられない?」
軽く赤味を帯びたた頬をそっと撫でながら雪菜は続ける。

「確かにアイツは鬼畜でドSでマザコンで…なんか最近調子乗り過ぎでドサクサに紛れて主人公の座を狙ってるロクデナシだって事はよ〜くわかってる…だけど…アンタのマブダチだろうが?」
と…(薄い)胸にひかるを抱き締めた。

「そう……そうだよね」
雪奈のビンタで冷静さを取り戻したらしく、その顔はお姫さまのものではなくなっていた。
「確かにえったちゃんはドの前に超が三桁くらいつきそうなSの上鬼畜なくせに未だマザコンが抜けきってないけど……」
「ひかる、雪奈より酷い事言ってるよ」
「実はいろいろと腹に据えかねていたんだろうな」
「それでも友達だもんね、信じなきゃだめだよね」

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