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香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜第二部〜 438

溜め息をすると幸せが逃げるという噂が本当なら、彼の幸せは当分やっては来ないだろう。
「仕方がない、それで契約されている以上それに従うしか無いか…」
「えへへ〜、それじゃこれからよろしくねっヴィンセントっ。あっ学校案内してあげる!」
そう言いヴィンセントの腕を引き、凛達は学校の中に消えていった。
彼女等が再び出てくるのは、もう少し先のお話…。
…場所は変わり、1‐Aの教室で行われていた会議は終わり、ひかるとえったはいつもの仲間達とだべっていた。
「あれ?、何か外で光らなかった?」
「さあ?ひかるさんの気のせいじゃないんですか?」
「そうかな…うん、えったちゃんがそう言うならそうかもね。」
これが気のせいなどではなく、更に言うと後の厄介事の原因になることを彼らには知る由もなかった。
そう…ここは香港国際学園…道行く者すべてが『ヒト』とは限らないのだ…。

分捕り…もとい貰いモノのハーレーで走り去る辺里えったと百太郎を見送りつつ自らもまた、セ〇クス奴隷ズの元へ戻るひかるであった…。


…奴隷ズ部屋…
「真奈美さぁんっ!ひかるに怪我がなかったから良かったモノの(きーっ)!?」
「寝惚けたお姫様を王子様のキスで優しく(?)叩き起こしてやったまでだが(ふん)!?」
未来と刀機が派手にやりあっていた…。

サラと量子は自分らの役不足に縮こまり、羽音はビビりまくり隅っこに隠れていた。
ひかるはなんとか二人を止めようとするが方法が思い付かず、結局二人の間でおたおたするだけであった。
「え〜っと…どうしよ〜、なんとか二人を止めないと…う〜ん、どうしよ〜わからないよ…」
「…あれ?こんな状況を前に見たような気が…あっそうだ!」
何かを思い付いたひかるは未だ言い争っている二人のもとに駆け寄り、唇を奪う。
「二人とも、ケンカは止めよ?、仲良くしようよ?」
開会式の時に才英校長が二人の妻に使った技をひかるが使ったのだ。

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