香港国際学園〜第二部〜 414
このぉ…エロ魔神がぁっ!…
結局自分の古風な考えで恨めど影汰から離れられない百恵だった…
結局、この晩は朝まで犯され…半日は腰が抜けて動けなかった百恵…
影汰がえったとして男宿に戻ってきてすぐ、今度は華奈美と共にたっぷり抱かれたのは数時間前の話である。
もう男装を取りあえずやめ、サラシを外して女剣士風の格好にした百恵、黒服の男装に今は身を包んでいるが、下の二つの穴にはえったのブツを受け入れ易くする為に張り型を自ら入れていた。
えったの巨根で痛い目に合いたくないというのが主たる理由である。
愛しさと憎しみが入り交じったような影汰と言う存在だが…フタナリえったとなってワイルドビューティー、自分の方が少し背が高いが、フタナリ化の影響が続き…自分の背に追いついてきて堂々とした躯になってきたご主人様に、憎しみ以上にかなり強く惹かれるようになった百恵…
一応、百恵と名乗るのはプライベートな時のみ…一応男宿に残る都合(正体バレバレだが)、普段は百太郎と名乗っていた。
しかし百太郎としてもまた、えったの戦国武将の様な一面に魅かれているのも事実…。
「…こうして躯を開きながらも寝首を掻かんと画策する女すら取り込むとは…余程のうつけか大物か…。」
百太郎は自嘲気味に呟くのであった…。
『あぁ…百太郎ちゃんよぉ…独り言はマイク切ってからにしてくんねぇか(ヨージ兄ィ)』
『おーい!えった君!百太郎ちゃんが…謀反を企ててるよ〜(リナルド)。』
百太郎(百恵)、軽くテンパってからマイクに怒鳴る。
「黙れ渡世人共ぉ!キリキリ働けぇい!!」
『はいはい』×2
この二人…いや男宿のバカで陽気な野郎共の大半も百太郎(百恵)の正体には気付いていたようで…
百恵(百太郎)曰く…
「うむ…男宿に来た初日であったか…拙者が風呂場の近くでど〜したもんかとウロチョロしておると…何故か皆、慌てて風呂から上がってしまったでござる…。」
それで先輩方に悪いので、時間帯をずらしてコッソリ男湯につかっていたそうな…。
…って初日からバレバレだったのかよ!!
「…ったく…男宿にゃどんだけ『漢を目指す女の子』とやらが混じってるんでぇ…。」
所変わって表の警備。
子分達から警戒の報告を受けながら鷹獅兄ィがボヤく。
「百太郎ちゃんみたいにバレバレなのは除外して十数人…僕のファミリーで確認した範囲だがね。」
仕込み杖…と思われるステッキをクルクル回しながらリナルドが答えた。
「メイドやら正規の娼婦含めたら…野郎より多くなっちまうんじゃねぇか?」
「その辺は…今泉先生と沢良宜先生の采配で何とかなるんじゃない?」
イライラ顔の鷹獅兄ィにリナルドは軽く返す。