PiPi's World 投稿小説

香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

の最初へ
 383
 385
の最後へ

香港国際学園〜第二部〜 385

冷たい言葉とは裏腹に、アドルフの指はネットリと刀機の小さな躯に不釣り合いな豊乳と、同じく不釣り合いに成熟した秘部を弄っていく。
普段は刀機の強い精神力で抑えてるし、そもそも刀機に行為に及ぼうとする者もいない。
逆に言えば…常に性に飢えた状態とも言えた。
それだけに、アドルフの手慣れた愛撫は、刀機の強い精神力すら制御が利かぬ程に躯を燃え上がらしたのである。



…その頃、1―A教室。
ノートパソコンを叩きながらデータ整理をする未来と皐月。
二人だけでしっかりとマネージャーの仕事をこなしていた。
性の快楽に溺れるだけでないのは未来も皐月も流石なのだが、未来はたまに窓を見やって嘆息していた。
その様子をクスクスと笑いながら見る皐月…
「心、ここに在らずって感じね…王子様の所に跳んで行ってるわよ…あら?、今はお姫様だったかしら…」
皐月の言葉に取り繕う事なく、平静な様子で未来は皐月に微笑み返す。

「わたくしの身も心もひかるのモノですわ…だからわたくしの心がひかるの所に行くのも当然じゃなくて?」
当然と言った顔つきで言う未来に、ほんわかとした、それでいて苦笑気味な笑みで皐月が応じる。
「うわ〜、恋は盲目って言うけど…未来ちゃん、本当にぞっこんなんだね」
そう言う皐月に未来はさも当然のように微笑む。
「恋じゃなくて、愛…そして忠誠……わたくしのひかるへの気持ちは恋なんて半端なモノではありませんわ」

「ふふふ…そんな様子だったらすぐに光樹君の赤ちゃんできそうね」
少しからかい気味の皐月の言葉だが、未来は微笑み続ける。
「子供?…その気はありませんわ……わたくしの身と心はあくまでひかるの為だけに存在するのですから…子供は後の四人に任せて、わたくしはひかるの為だけに…ひかるの性奴隷として生きますわ」
…重症だわ、完全にイッちゃってる
ほんわかとした表情は変えず皐月はやや呆れ気味に呟いた。



そして未来が見詰める先のメイド喫茶…
そのVIPルームの中で思念の空間にいる刀機…
絡み付くアドルフの手は刀機の感じる所をネットリと刺激し、抵抗しようにも身体の自由が利かず只悶えるしかない。
「くあっ…やめっ…やめんかっ!…ひあぁっ!!…」
「ふふふ…逃れたくば、抵抗して逃れればいい……もっとも逃れればの話だがな…」
実力差なのか動かぬ躯…刀機の頼みの綱は倶利伽羅なのだが、気付いていないのか、それとも何かの意図があってワザと助けないのか、一向に戻れそうな気配は無い。

SNSでこの小説を紹介

学園物の他のリレー小説

こちらから小説を探す