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香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜第二部〜 38


又、未来の予知はあえて大まかな位置情報(3階南東とか)に止めている。集中力の節約の為、そして『未来』は常に流動的。予測に基づいた確実な『現在』の視認情報が重要なのだ。
『アルファ1(追跡1班)配置完了』
『ブラボー1(捕獲1班)配置…』
…配置完了の報告を確認。未来は精神を集中、因果律の流れに波長を合わせる。


未来の脳裏に理人の姿現れる。
「三階、美術室ですわね!」
位置を確認すると全員にメールが送られる。
美術室に一番近かった流、理都、ひじり、そして綾瀬雪菜がメールを受けとるとすぐに美術室に向かう。

その頃、理人は・・・・
「おっ!来た来た。足音からして、水嶋に鉄田に山本、それに綾瀬か。それにしても、鉄田のやつ、もうちょっと女の子らしく歩けんかなぁ・・・・」
結構楽しんでた。

ガラッ!!
勢いよく美術室のドアが開かれ、四人が入ってくる。
「誰もいないな」
「おかしいさ。ここは校舎の一番端さ」
「窓は全部鍵がしまってるわね」
「どこ行きやがったんだ!?」

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