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香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜第二部〜 354

光樹ラヴな(一部影汰ファッ〇な)気持ちが有れば無敵の奴隷ズ。

…真ん中辺りをダンゴ状態で走るのは…サブリーダー的存在水嶋流、元気なボクっ娘有田美夏…。
そして、薬精製能力者、メディカルファッ○ン烏丸倉之助と無音能力者、サイレントファッ○ン音無次郎が意外にも大人しく走っている。
彼らも戦闘向き能力者では無いし、戦闘能力もそれなりである。
理津や丈治、陣と言ったA組の主力も連戦で体調も万全でない。だからこそレギュラー組に比べたら戦闘能力では劣る、控えメンバーを底上げする事がこれからの勝利に欠かせないのだ。
「皆の衆いかがなされた?ふぁいとでござる!」
あ、忘れてた…影井京平…出番が少な過ぎてロクにキャラも立って無い男だ。

…何故かショーコスギばりなギンギラ忍者服で火縄銃を抱えている。

…こ…こいつ…必死でキャラ作ってやがる(流)…
…影井君て…ござる言葉だったっっけ(美夏)…
…うわ〜…〇ァッキン痛え(烏丸)…
…「・・・。」(音無)…

…ともかく必死で存在をアピールしようという脇役魂がひしひしと伝わって来る。

「…久しぶりのまらそんは辛いでござるなぁ…ぐす…。」


…ぴぴぃ〜っ!!…
「蛆虫共!かけっこの次は…お遊戯の時間だぁ!!」

ある者は肩で息をつき…ある者は汗を拭いつつ余裕の笑みを浮かべていたが…何故か防護マスクを着面していた未来にイヤ〜な予感を感じる…。

薬物のエキスパート烏丸が真っ先に反応。
「状況ファッ〇!ガスだっ!」

警告しつつ装備品から防護マスクをさぐるが…空…。
駆け足の邪魔になりそうなアイテムを抜いていたのが裏目に出た。体内で外毒剤を精製しようにも間に合わない。

他も似たような状態か…持っていても間に合わなかったか…たちまち眠りに落ちる。
未来は皆が爆睡した事を確かめ…武道場の管理人さんにバーチャル戦の実行を頼んだ。


…どれだけ眠っていたのか気が付けば、何時の間にか持たされたGPSに…
『バーチャル戦・状況・孤島での生き残り戦』
…と本人のみの現在地が表示されていた。

…狐につままれた様に、ポリゴン風景を見回す一同の脳内に鬼軍曹未来の声が響く。

「お遊戯の内容は…蛆虫同士で仲良く殺し合いをしてもらいます。」

…一斉に質問や抗議の嵐な蛆虫一同だったが…。

「あぁん?」
…と未来の一言に『し〜ん』であった。

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