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香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜第二部〜 353

そんな奴隷ズ達が更なるレベルアップを望む理由…
やはり光樹が理由だった。
それは光樹が性能力を封印されたが逆にそれをバネにして己のレベルアップを決意したので自分達もそれを倣って…とは表向きの理由。
本当は封印したみことに戦いに挑み勝ち(ほとんど無理だが)光樹の封印を解いて貰う事。
万が一負けても光樹と一緒にみこと達との特訓に参加させる様に認めさせるのだ(本当の狙いはこっち)。
だからクラスは“打倒E組”なのに対し奴隷ズ達は“打倒みこと”と心に誓っていた。

まあ理由はともかく個々の練習は進んでゆく。
…鬼軍曹指揮の元…。

「ゴルァ!声が小せェ!走れ走れ蛆虫共っ!!」
「エス〇モーのマ〇コは冷凍マン〇ぉ♪」
などと下品な歌を歌いながら…ライフル抱えてランニングの奴隷ズ+a…。

「皆サン…遅いデスよぉ?」
余裕シャクシャクなサラ。

「…このままじゃ『犬』以下よ…影犬ごときにぃ…!」
サラ程の身体能力はないが、影汰への対抗意識で補う雪菜。
「負けてらんないのよぉっ!」

強化能力と財力に任せた最新銃器に頼り切り、努力を怠っていた…能力無しの模擬戦では全く歯が立たない程に差がついていた。
しかも、雪菜の能力強化はリバウンドとして強烈に身体が疼く。
光樹の性的能力を封じられた今、使えば悲惨極まりないのは雪菜とて充分すぎる程わかっている。
「雪菜はや〜く!」
ハリセンを振り回し、意外と余裕で笑ってる羽音。
羽音が真っ当な武器振り回して当てた事すら無いし、そもそも武器すら持つ事が無い。
声出す能力だけに、自慢の肺活量からスタミナはあるのだが、まともにやらない分戦闘力で言えば雪菜より低い。
「ふふ……羽音ちゃん楽しそ〜ね」
相変わらずノンビリした量子。こんな状況でもマイペースは変わらない。
みんな軍服着せられたのに、1人だけ作業服に黄色の安全ヘルメット、ツルハシを肩に担ぎ、首にタオルを巻いている。
どこやらの工事現場のような格好……この辺りもマイペース所以である。
彼女は体格上、走るのを苦手とするのでかなり遅く、雪菜と共に最後尾である。
周囲を引き離したサラが追いつきそうな程になっていた。
「サラ、かなり早いですわね……ハンデをあげなくっちゃ……」
そもそもレギュラー組に入れる程の身体能力を持つサラだけに、多少はハンデをと未来は手に持つスイッチを押した。
「ふひゃんっ!」
サラのペースが明らかに落ちる……未来が貞操帯バ○ブのスイッチを入れたのだ。
動いていなければ何とか普通に過ごせても、流石に動くとそうはいかない。
実の所、未来はさっきから自分のを動かしていたが、そんな様子を見せないのは流石であった。

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