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香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜第二部〜 352

そしてみことは「うぐぅ…真奈美よさっきの話の続きなら…」と途中まで言ったところで華奈美に睨まれ泣く泣く姿を消し結界を解いた。
その途端に華奈美は大きく溜息をついた。
「大丈夫だった真奈美」「ああぁ…大丈夫だ」
二人はそう答え合うと急に華奈美が言った言葉がよぎる。

“私の真奈美…”

その瞬間二人は真っ赤に成る程に照れてしまいお互い俯いてしまう。
その時「お〜い二人共何してるの、次の指示は何なの…」と未来が声をかけた。
二人は慌てて次の指示を出した。
「貴女の号令がないと始まらなくってよ?」
コホン…と咳払いひとつ、刀機は毅然とした態度を取り戻す。

「ミーティング通りの班に分かれろ。」
刀機のコーチの元、二対二の模擬戦を行う班…前線の更なる強化。

「それらしい衣装に…着替えて来ますわ。」
未来は戦闘に不向きな連中の底上げ。
華奈美は皐月を連れて他クラス…主に1-Eの…情報収集だ。

明日の試合大丈夫?
と思われるかもしれないが…この武道場は凄く疲れるけどすぐ回復する、非常に便利な空間なのだ。
予約の取れた1-Aは幸運と言えよう。
説明はサテおき『それらしく着替えた』未来が戻って来た…。
…底上げ班(言っちゃ悪いが戦闘に関してはザコ)は未来のいでたちに唖然となる。

迷彩の上下にジャングルブーツ…顔には斜めの傷痕(刺青シール)。

「コホン…只今より!!
天川小路軍曹が当分隊の指揮を取るっ!!テメェら蛆虫共を鍛え直してやる!有難く思え!」

蛆虫共…奴隷ズを除けば水嶋流の様な脇役ばかりだ。
「オレ雑魚確定かよ!?」
ぴしぃ!!
軍曹(未来)の鞭が唸った。

「昆虫以下の低脳共ぉ!発言は『サーイエスサー』のみ許可する!!」

そう言ってふんぞり返る未来を、流を始めとする大半の者が困惑しながら見る。
そんな中、奴隷ズは……

「未来ちゃんやる気マンマンなのねっ……」
「ふふふ……たのしそ〜」
期待感に目を輝かせてる羽音と、相変わらずマイペースな量子。
羽音は戦闘能力皆無、量子も能力によるゲリラ戦以外は何もできない……立派に雑魚の内に入る。
「未来……自分が戦わないからって……そんなん無しよ……」
こちらは対照的にヘコむ雪菜。強化能力使ってようやく戦えるレベル……雑魚の仲間である。
「コスプレいいカモでス……」
未来のコスプレ(?)を羨ましいそうに見るサラ。意外な話、戦闘力で未来に匹敵するのがサラなのである。
今回は奴隷ズがこっちにいるのでこうなったが、メンバー中間違いなく最強である。

只、戦闘力低めな奴隷ズだが、未来も含め全員バ○ブ付き貞操帯着用でそれを周囲に悟らせていないのが凄いかもしれない。
愛の力か、はたまた単に淫らなだけなのか……奴隷ズには以前と違う心の余裕があるのが大きな違いだった。

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