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香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜第二部〜 345

「フーン・・・
厄介事は早めに片付けないと、泥沼化したら怖いことになるネ。
アナタも気をつけるヨロシ」
「・・・あ、そう・・・。
でも今は僕よりも、この子の方が危険だとおもうよ」
「ええっ!僕!?」
荒の追及を上手くかわし、光樹へと話を振ろうとするみこと。

しかし似た者同士というものは、どこまでも似ているものにて・・・

優柔不断だったり、他人任せだったりした。
「お師匠、何故僕に振るの。
お師匠よりも僕は、まだ健全だと思うよ。」
「・・・光樹君に人のことは言えないよ・・・。」
「何だヨォ…影汰くんだって…最近登場する度キョーボー化してくってゆーかぁ…お師匠さんに似て…。」

しゅらっ!×2
「ヒイィ?」
光樹は突きつけられた荒の仕込み刀&影汰の銃剣に青ざめる。

「おいコラ小僧?滅多な事、言うモンじゃないよろし?
このショタテロリストは私の教え、何億分の一も理解してないアルよ(ちくちく)?」
「そーですよ光樹くん?確かに師とはあおいで居ますが…僕は一生かかってもこの人の腹黒加減を理解する気はありません(ちくちく)。」

二人がかりでちくちくちくちくされる光樹。
(そこが似ているとか、S的な性格が同じとか言ったらまたこうなるんだろうなあ・・・)
光樹は心の中でそう思いながらも、今首元にある刃の存在から、言えないでいた・・・。

ようやく刃を納める二人。
光樹は華奈美の方を見てみたら、
彼女はりとに頭を撫でてもらっている。
嬉しそうな彼女の表情を見るのが珍しく、
しばらく声をかけられないでいたら、誰かに肩をぽんと叩かれた。
振り向けば・・・
みことが少し真面目な顔して立っていて光樹に言った。
「う〜ん今の君は気力も技も大分充実しているよねぇ…」
と言いながら光樹の頭に印の字を描き、体の所々に指を突くと今度は体全体を対して一気に気を放った。

ド〜ン!

光樹は壁に打ち付けられ「な、何するんですか!」と言い放つ。
するとみことは「でも今のままでは心が性的能力に負けてしまい単なるセックスマシーンになってしまう。
それではこれから生まれて来るだろう子供が不幸になる。
だから私が認めるまで全ての性的能力を封印した!」と光樹に強く言い放った。
光樹はみことに「お願いします、今すぐ封印を解いて下さい。
じゃないと未来さん達を満足させられ…」と言う。
しかしみことは「君はセックスじゃないと女を満足させる事が出来ぬ情けない男か?」と突き放す。
光樹はみことの言葉に返す言葉が無かった。
するとみことは光樹の肩を軽く叩き「だけど心を鍛えれば必ず素晴らしい男になれる。
だからこれから数十日間、私が行う日に一回の心の特訓について来るかい?」と優しく言った。
光樹は素直に頷いた。
己の為はもちろん奴隷ズ達の為にも…

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