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香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜第二部〜 34


「魔法の女教師(淫媚な旋律)マジカル今泉!」
過剰なまでのフリルと愛嬌を放出しながら、魔法のステッキ『スーパーブラックホーク.454カスールマグナム』を振りかざす。
「トカレフマカロフデチャグレフ!マジカルパワーで見敵必殺ぅ!」
職業フェイスを保つ刹那。
「…自己紹介が済んだ所で事情聴取といこうか、今泉姉妹?」
「今の『私達』は碧でも茜でもありません…今泉ジェロニモと言う名のいち女教師ですわ。」
女ぢゃねえだろ…まぁ彼女?が言うには『暴力』の匂いに魅かれてスタジアムへ訪れた。

「『お前ら』らしいな…」
「あら?以前の『私達』に比べれば…観戦で満足できるだけ良心的でなくて?」
先程までの道化た態度は微塵もない。刹那との間に笑顔と皮肉を交えた紳士淑女の会話さえ成り立っている。
「そこへあのロボット…いえ人型兵器の乱入。」
今泉はあえて『兵器』と呼んだ。
「ハッチをこじ開けて…どうにか操縦系の一部を掌握…被害は最小限に止めたつもりです。」
道理で、非難の済んだ観客席に攻撃したり、光樹を降ろしたり出来た訳だ。ふん、と煙草を咥える刹那。
「煙草…嫌いです…」


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