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香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜第二部〜 320

ひじりと陣もまた、流自身と共に前線をしのいでいる。

…後は倉之助か…
理都の交代で出た烏丸倉之助、戦闘中にも薬…回復アイテム(SENZU)その他…を精製してくれているお陰で大分、楽に戦えているのだが…孤立したジョーを何とかせねば…。
「倉之助っ!ジョーの支援…。」

…ぴしぃ!…
「よそ見の余裕があって?」
「のあっ?」
ふと油断すれば、女王様の鞭が飛ぶ…。
…HGの次はSMかよっ!…
「こっちは本命の『光と影』が居ないって聞いて、ご機嫌斜めなんだから…手加減はしません事よ?」
びしぃ!
「私の相手がこんな『主役コンビばっか使ってもアレだからタマには』的な存在薄い(ぴ〜)野郎だなんて…。」
「うるせぇ!」
流のコーヒー缶爆弾を捌きながら嘆く裕子。
「二匹を…つがいで(ぴ〜)にして、(ぴ〜)でお散歩に出掛けたり…毎日三食私の(ぴ〜)…。」

戦いながらもキワドイ発言を続ける女王様に、真からの通信が入る。
『音宮くん?(ぴ〜)入れるの大変だから…(ぴ〜)発言なるべく止めて?』

「あぁっ?申し訳ありませんキャプテン…って怒られちゃったじゃない!」
「知るか!このエロテロリスト!」
「あらいい響きね。
それ、今度から私(わたくし)の異名としましょうかな・・・
って、あなたに発言する権利は無くてよ!
せいぜい私の鞭に叩かれる快楽で、お幸せになりなさい!」

ビシィッ!ビシィッ!


ヒュンッ!


音宮裕子の鞭がうなる。
しかし流の判断では、彼女は自分の言葉に酔っているとき、少々隙が大きくなるということ。

つまりは、トリッキーな攻撃に弱いはず。

彼は目をひじり、陣のいる所にやろうとしたが・・・
倉之助が能力者特有のオーラを纏いながら…何かしら助ける手立てを思いついたのだろう…ジョーの元へ走るのを確認した上で…陣かひじりに救援の指示を出そうとするが…。

…声が…出ない?…
それだけではない、体がほてる…何より、下半身…鞭を打たれる度に下着の中で普段は皮(小声)の中に隠れている『亀さん』が戦闘中であるにも関わらず…顔を出してくる…。

…おいおいマジかよ、俺ってそーゆー奴だった訳?…イヤ違う…ナイナイ、そんな訳…

流は気力を振り絞り、意思の力で言葉を発する!
「世界最強のエロテロリスト、音宮裕子女王様…私は貴女の卑しいしもべです…何なりとお申し付け下さい…。」

…え?違う違う!俺違うっ!…

流の意に反する返答が口をついて出ていた…。
高笑いする女王様の足元に膝まづく流…ぴしぃ!…ご褒美の鞭に、恍惚とした笑みを浮かべる。
「イイ子ねぇ…(ぴ〜)野郎…。」
裕子は恭しく頭を垂れる流をヒールで踏みにじる…。
「お誉めにあつかり…。」
ぴしぃ!ぴしぃ!
「誰が喋ってイイと許可したぁ?」
「あぁ?お許し下さい女王様っ!」

…1-A唯一の常識人…壊れる…。

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